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作曲の勉強をするならゲーム音楽の耳コピがオススメ

2016.02.05

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中学生時代に打ち込んだ”ゲーム音楽”の耳コピ

中学3年の頃だったかと思いますが、MIDIシーケンサーの使い方を覚えたので何か曲を打ち込んでみようと思い、ゲーム音楽を耳コピしてはシーケンサー打ち込んでいました。使っていたのは「cherry」というフリーのMIDIシーケンサーでしたね。

単にゲームが好きだったからというのもありましたし、当時はゲーム音楽を耳コピして作ったMIDIデータを公開している個人サイトが結構あったんですよね。今は廃れてしまいましたが(著作権の問題でしょうね)。

振り返ってみると、ゲーム音楽を耳コピした経験が作曲をする上で結構生きてきているなという気がします。作曲してみたいけど、やり方がよくわからないという方は、まずは好きな音楽のコピーから入ってみるといいと思います。

もしゲーム好きな方でしたら、ゲーム音楽をコピーしてみるのが良いのではないでしょうか。

なぜゲーム音楽が良いのか

一口にゲーム音楽といっても、私がコピーをオススメしたいのはスーパーファミコン時代の、少し古めのゲーム音楽です。最近のゲーム音楽だとPS3などは最早ストリーミングで音楽を再生できるようになっているので、音質もかなり向上してきています。当然使われている楽器の数も多いです。

SFC時代の音楽だと内蔵音源ですし、メディアの記録容量も今よりはるかに少ないですから、使われている音楽の楽器編成がかなりシンプルです。ドラム+ベースとメロディに、コード楽器など、あくまで一例ですが。なので、耳コピをするのも比較的平易と言えるでしょう。

作曲の面で言えば、コード進行やメロディとコードの関係などをコピーから学ぶことができます。アレンジ面でも、どの楽器がどの音域で、どういった働きをしているのかということがわかります。

ちなみに私が一番最初にコピーしたのはFinal Fantasy6のティナのテーマでした。その後もSFC時代のFF曲を中心にコピーし、慣れてきたところで7や9など、PS版のFF曲にも手を出していったという感じです。

CDを手に入れるのは難しいかもしれないので、iTunesなどの音楽配信サービスを利用するといいと思います。耳コピをするには十分な音質です。

ティナのテーマ – 植松伸夫
決戦 – 植松伸夫
仲間を求めて – 植松伸夫

などをコピーしました。振り返ってみるとFF6の曲がかなり多かったですね。そういえば、ちょうどその頃はFF6をプレイしていた気がします。

コピーをしながら音楽理論も習得

作曲をするなら、基本的な音楽理論は身につけておきたいもの。しかし、理論書を読むだけの座学ではどうしても退屈ですし、なかなか身につけるのは難しいと思います。

なので、ゲーム音楽の耳コピをしながら、音楽理論も一緒に習得してしまうという方法がオススメです。特に曲には調(キー)とコード(和音)の考え方はわかった方が良いと思います。

この曲はこの調だから、基本的にこの音階と和音が使われている、ということを確認しながらコピーをすることで、音楽理論を実践的に身につけることができると思います。

ちなみに私自身はダイアトニックコードなどもよく知らないまま、コード楽器も一音一音音程を取っていたので、理論を勉強しつつコピーすればよかったなと後悔しています(笑)

参考として、私が理論を勉強するのに使っていた本はこちらです。

鍵盤の図を用いた解説など、タイトルの通りわかりやすい本だったと思います。

個人的に一番オススメしたいのが、藤巻浩さんが書かれているこちらの「聴くだけ楽典入門」。

以前DTMマガジンで読者から投稿された楽曲を添削する、という連載を担当されていました。そのコーナーでは私も楽曲を投稿し、コメントをいただいたことがあります。

聴くだけシリーズが3冊、コード作曲法・編曲法で2冊と、計5冊出版されており、どれもオススメなので詳しくは別に記事を書こうと思っています。

この「聴くだけ楽典入門」は、ご本人もシリーズの中で最初に読むことを推奨しています。このシリーズの売りはなんといっても収録されている音声番組でしょう。解説も従来の楽典書とは違い、藤巻メソッドの名の通り独自の視点によるものです。

最初はDAWの機能制限版で十分

昔の私のように、わざわざフリーのMIDIシーケンサーを使うこともないと思うので、DAWを導入して耳コピをするのが良いでしょう。とはいえ、CubaseやSONARは価格的に簡単には手を出しにくいもの。なので、DAWの機能制限版から入るのが良いと思います。

事実私も、Cubase AI4を使ってDAWでの楽曲制作を始めました。Cubase AI(現在はバージョン8)は機能制限版ながらもできることが多く、オススメできます。私の場合はYAMAHAのMIDIキーボードKX25に付属していたものを使いました。

現在はSteinberg製品を購入すれば、基本的にCubase AIがダウンロード可能なようです。Steinbergはオーディオインターフェースも出していますので、持っていなければSteinberg製のインターフェースを購入すればすぐにDTMを始めることができます。

このあたりは価格が1万円と、お手頃だと思います。他にはSONAR X3 LEなどの選択肢もあります。こちらもRolandのインターフェースを買えば付属していますから、それほどコストをかけずにDTMを始められます。

そういうわけですので、作曲ができなくても、まずは気軽にコピーから始めてみてはいかがでしょうか。お気に入りの曲をコピーするだけでも結構楽しいですよ。

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プロフィール

著者:田村 琢朗(Takuro Tamura/t.tam)

プロ志望の作編曲家です。現在はメジャーの楽曲コンペに参加しつつ、個人で楽曲制作のお仕事を承っています。今までの仕事はゲームの主題歌・BGM提供が中心。
著作権フリーでお使いいただけるBGM・歌モノ素材を配布しています。
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