モニター台を使ってDTMデスク周りをリニューアル
DTMデスクのリニューアル
今まではデスクにPCとスピーカー、MIDIキーボードを置き、ラックにオーディオインターフェースとマイクプリ、ハード音源のXV-5050を置いていました。
せっかく引っ越しするので、これを機にと思いDTMデスク周りのリニューアルに着手。ラックを撤去し、机の上にモニター台を設置。上にPCを配置し、台の下にインターフェースなどの機材を納めてしまおうという計画です。
リニューアルした理由はいくつかあるのですが、大きく分けると次の点です。
1.機材の位置が高く、操作がしづらい
PCはiMac 27インチを使っています。けっこう高さがあるので、その上にオーディオインターフェース等の機材を設置する形になり、ツマミ類を操作するのに少し手を伸ばさなければいけません。
モニター台の下に機材を収めれば、手を伸ばすことなくツマミを操作することができます。
2.配線周りの変更に手間がかかる
ラックを置いてあるために、配線を変更するときに手間がかかってしまいます。
PCやスピーカー背後の端子を覗くことも難しいので、手探りでUSBなどを挿したりすることも。
3.ラックに高さがあるため、圧迫感がある
やはりDTMデスクは、制作意欲が湧いてくるような状態にあるべきです。
私の場合はラックの空いたスペースにDTMとは関係ないものを色々と置いてしまい、制作意欲が湧いてくるデスクとは言えませんでした。
ラックは撤去し、DTMとは全く違う用途に使っています。
モニター台には「ラバーラックシステム」を使用
肝心のモニター台をどうするかということについては、かなり悩みました。”モニター台”と検索すれば色々なものが出てくるのですが、そのほとんどが高さが足りないのです。
例えば、これなんかは見た目ところ良い感じなのですが、高さが8cmしかありません。機材は二段に重ねて収納するつもりなので、これでは高さが足りません。
"モニター台 自作"で検索すると、モニター台を自作したという話がけっこう出てきたので、自作してみようと思い東急ハンズへ向かいました。
天板に適した板材はいくつかあったのですが、モニターを支える足になる部分に適した素材が見つかりません。ブロックを足がわりにしようと思っていたのですが…
見て回るうちに発見したのが、「ラバーラックシステム」なるものです。
生産寿命が尽きて伐採されたゴムの木をリサイクルした、「ラバーウッド」から作られているのが、このラバーラックとのことです。
天板やポールに様々なサイズが用意されており、用途に合わせて自分好みのラックを作ることができます。
もちろん、1段のみにすれば今回のようにモニター台を作ることも可能。
今回は、このラバーラックをモニター台として活用することに決めました。引っ越し先に届くように注文します。
こちらのサイトから購入可能です→S-WOODS ONLINE STORE
DTMデスクリニューアルの過程
まずは、届いたラバーラックの部品を開封。色はデスクと合わせてホワイトにしました。
組み立てて設置した様子が下の写真です。
下に機材を収納するとこのような感じに。
最後に、PCとMIDIキーボード、モニタースピーカを設置してリニューアル完了です。
ラバーラックのポールは20cmを選んだのですが、案外機材の上に隙間ができていますね…
PCモニタの位置も少し高く感じますし、ポールは15cmで良かった気がします。
とはいえ、現状使っていて不便さは感じませんし、以前より格段に楽曲制作がしやすいデスクになりました。
DTM環境の構築に迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ラバーラックシステム以外でも、こういったものも活用できそうですね。高さが丁度良いです