日経平均225先物取引で26万円を失って学んだこと Part.1
日経平均225先物miniに挑戦した結果…
最近は投資信託以外の投資はほとんど行っていないのですが、以前ほんの一時期ではあるのですが、日経平均225先物に手を出したことがあります。
日経225といっても、通常のものでは必要な資金が多すぎるので、当時は大体6万円ちょっとから取引できた日経225先物miniを取引していました。
ちなみに取引業者は、株式取引でも利用しているSBI証券です。
最初の数回の取引は上手くいき、一度の取引で5万円の利益が出たこともありました。結果的には、これが落とし穴への入り口だったわけですが…
”チャイナショック”で26万円の大損
2015年8月12日、日経平均を20,550円でロング’(買い)しました。このころはまだ日経平均は上昇基調にあり、さらなる上昇も見込めると判断しました。
しかし、8月18日から日経平均は崩れ始め、ものの5日間で実に4,000円近い暴落。
日経225miniは、日経平均が100円動けば1万円、1000円動けば10万円の変動が発生します。つまり、高値で買って安値で売っていたとしたら、40万近くを損していたということ。
さて、当然そんな事態になればさっさと損切りをしなければならないのですが、私は損切りができたのかというと…できませんでした。
もう負けを認めてはいるのですが、どこかで反発があったらそこで切ろうという甘い考えが頭の中を支配してしまいます。
含み損が大きかったというのも、損切りをためらってしまった理由でしょう。少ない資金で取引していた身としては、数万円の損失が確定することさえ苦痛でした。
結局反発らしい反発はなく17,300円あたりまで一気に下げたわけですから、当然ながら”追加証拠金”という恐ろしいものがやってきます。
追加証拠金を2回払ったところで損切りに
まずは8月21日に追証として80,000円を、株式取引口座から先物取引口座に振り替えました。当然ここで損切りするものかと思いきや…ここでもまだ切れなかったのです笑
週が明けても暴落は止まることがなく…ついに8月24日、損切りを決断しました。損失額は…265,086円。
損切りはしたものの、口座の資金は足りなかったようでもう一度追証が発生してしまいます。今度は銀行口座から10万円を証券口座に振り替えて追証を支払いました。
一応、取引を行った証拠としてスクショを貼っておきます。
さすがにこれはショックが大きかったですね…しばらくは思い出したくもありませんでした。
ですが、これだけの損失を出した以上は、しっかりと教訓としなければいけません。記事の後編では、この時の大損から学んだことをまとめてみたいと思います。