中央アジア旅行記(20)|ウズベキスタン編③タシケントの街

タジキスタンから再度ウズベキスタンへ

中央アジア旅行記も20パート目に差し掛かりました。まだタジキスタンのフジャンドですが、特筆することもなくウズベキスタンに戻ってしまうので、今パートからウズベキスタン編に戻ります。

朝起きると部屋に電話が。とりあえず「Алло(アロー=もしもし)」と言いつつ出てみるものの、何を言っているかよくわかりません。

ただ、おそらく約束していたタクシーが到着したから急かされているんだなという気がしたので、すぐ行くと言って電話を切り、支度を急ぎました。

フロントに到着すると、案の定外にはタクシーが待機しています。フロントの女性に礼を言い、タクシーの元へ。軽く挨拶を交わして車に乗り込みます。

その後はウズベキスタンとの国境まで特にトラブルもなく直行。ちなみにタクシー運転手は意外と話好きだったみたいで、こちらのロシア語が片言だったにもかかわらず話を結構降ってきました笑

国境に到着したら、今度は来た道を逆に戻りウズベキスタンへ入国。当然ですが、ビザの入国回数を2回以上で申請していないとここで詰みます笑

タクシーでタシケント市内へ移動

タシケント市内へは来た道と同じくタクシーで移動しました。一応運転手は多少の英語を話すようだったので英語でやりとりしたのですが、どうも実際にはよくわかっていなかったようで、結果的にはロシア語を使った方が良かったかもしれません…

1泊25$くらいの安めのホテルに案内してくれと言ったのですが、どうもその辺りが伝わらなかったようで、タクシーが到着した先はホテル ウズベキスタン
。どう見てもリーズナブルなホテルではありません。まあ、料金トラブルはなかったので大した問題ではなかったのですが。

一応ホテルに入って宿泊料金を聞いてみましたが、どう考えても予算オーバー。1泊ならまだしもタシケントで2泊する予定だったので、ここでの宿泊は諦めました。

ホテルを後にしようとしたところ、ベルボーイの一人に「もっと安いホテルを探しているのかい?」と声をかけられました。

こちらがそうだと答えると、良いホテルを紹介してあげるよとの答えが。まあ、その辺であった身分のわからない人ならともかく、ホテルで働いているわけですから悪事を働く可能性は低いだろうと考え、ホテルを紹介してもらうことに。

彼はその時は勤務中でしたから、友人を呼んで案内させるとのこと。しばらくホテルのロビーで待機します。

30分ほどしてベルボーイの友人がタクシーで到着。こちらの男性も英語を流暢に話していました。

タクシーに乗り、ホテルまで案内してもらいます。到着したホテルはRaddus JSS Hotel

ツインルームが一人当たり25$ほどとリーズナブルなホテルですが、部屋は綺麗ですしwifiも完備。良いホテルだと思います。
彼らとはこの後しばらく行動を共にすることになります。それによって旅行の予定が大き狂うことになることは、その時はまだ知る由もありませんでした…その理由と、ウズベキスタン編の続きは次回以降の更新で。