中央アジア旅行記(27)|ウズベキスタン編(10)ブハラの旧市街
”ユネスコ世界遺産”に登録されているブハラの旧市街
ブハラのおもな見所は、世界遺産に登録されている旧市街。
ホテルにチェックインした後、1日目はホテル周辺を軽く見て回ります。
こちらは旧市街の中心にある池で、ラビハウズと呼ばれています。
周辺にはレストランやチャイハナ、食料品店などが並んでおり、市民の生活の中心地にもなっているようです。
別視点からの様子。少しわかりにくいですが、写真の左中央あたりにラビハウズが写っています。
近くには立派なモスクがありました。
少し中心を外れていくと、中心部とはまた違った町の一面が顔を覗かせます。
見た感じでは住宅街のように見えます。中心部のような華やかさはありませんが、これも風情がありますね。
商売慣れしているブハラの人々
露天で煙草を一つ買ってみました。値段は一箱1ドルとかなりお安い。
箱にはウズベキスタン語とロシア語で「喫煙は人を殺します」としっかり書いてありました笑
煙草を売っていたおばさんはかなり商売慣れしていた様子で、英語で普通に話してくれます。もっとも、商売慣れしていたのはこの方に限った話ではなく、ブハラで商売をしている人全般に言えることでしたが。
英語を話すのはもちろんのこと、こちらが外国人観光客と見ると積極的に声をかけてきました。
また、特筆すべきは米ドルでの支払いがOKということ。しかもスムで払うより割安になることが大半です。
なので、ウズベキスタンを旅行するときは、現地通貨への両替は少なめにしておくと良いかもしれません。お土産を買うときの支払いのほか、サマルカンドでは米ドルでホテル代を支払うことができました。
ラビハウズ近くのレストランで夕食
中心部を散策したところで、いい時間になったのでレストランで夕食にしました。ラビハウズの近くにあった、雰囲気の良さげなレストランです。
地元ではそこそこ高めのレストランなのかもしれませんが、物価は日本に比べると休めですので、それほど高くは感じませんでした。
メインに何を食べたのかは忘れてしまいましたが、スープには”オクローシカ”を注文。
オクローシカと言えばクワスから作られたロシアのスープですが、ここで食べたのは少し異なるものでした。
具材に野菜が入っている冷たいスープという点は共通しているのですが、出てきたのはサワークリームベースのスープ。
ウズベキスタン料理のオクローシカは、ロシア料理のオクローシカとはちょっと違うということがわかりました。どちらも美味しいのですが、ロシア料理の方はクワスをベースにしているだけあってクセが強く、ウズベキスタンのものの方が好きな人は多いかもしれません。
このレベルのレストランではチップの習慣があるみたいなので、渡しておくといいでしょう。私たちも渡したのですが、今思うとちょっと額が少なかったかもしれません…ゼロが多すぎてイマイチ通貨の感覚がつかめないのです笑
従業員の一人は気さくで、「うまいプロフがあるから明日もまた来てくれよ」と言っていました笑
いずれにせよ、サービスも味も良いオススメのレストランです。
食事を終えた後はホテルに戻り、この日は酒を飲まずに休みました。翌日は本格的に旧市街を見て回ります。