どこか旧ソ連のような雰囲気を持つ、モンゴルの首都”ウランバートル”

2019年12月31日

 

ロシアとの多くの共通点を持つモンゴル国

ロシアではないのですが、先月末からモンゴルに5泊6日の日程で旅行に行ってきました。モンゴルは旧ソ連でこそありませんが、ロシアとの共通点を数多く持っている国だと思います。

例えば、モンゴル語はロシア語と同じキリル文字で表記されます。(正確にはロシア語で使われる文字に3つの母音が加わります)

単語の中にはロシア語と同じ意味・綴りを持つものもあります。ВОГЗАЛ(駅)、ЦИРК(サーカス)などが良い例ですね。

他には、ロシアといえばウォッカというイメージがあると思いますが、モンゴルもウォッカの消費が盛んな国です。スーパーに行けば多くの種類のウォッカを目にすることができます。

ウランバートルの街並み

写真を見ていただいた方がイメージがつかみやすいかと思いますので、何枚か写真を紹介してみようと思います。

 

まずは街並みの写真を一枚。車が多いですが、モスクワと同じく交通渋滞は深刻な社会問題となっているようです。

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高台から見下ろした街の様子。高めの建物が結構多く建っています。石炭の暖房や車の排ガスなどの影響により、空気は悪いです。中央よりやや上の部分を見てみると、その深刻さが伺えるかと思います。

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中央アジアの旧ソ連の国々で何度も訪れた市場がウランバートルにもありました。モンゴルでは”ザハ”と呼ばれているようです。

 

ウランバートルの中心にある”スフバートル広場”。奥に見えるのは政府宮殿です。旧ソ連的な雰囲気を感じさせる場所でした。

サーカス・バレエも楽しめる

ウランバートルには国営のサーカス劇場オペラ・バレエ劇場があります。この二つはロシアでも人気がありますよね。

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オペラ・バレエ劇場の建物。なかなか派手な色をしています。以前サンクトペテルブルクのミハイロフスキー劇場で観た”ドン・キホーテ”を観ました。

前から3列目という良席だったのですが、それでも日本円にしてたった1000円ほどにしかなりません。バレエのレベルも高く、大満足。

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そしてこちらはサーカス劇場。かなり立派な建物です。正面に見えるのがチケット売り場の入り口で、入場口は左側にあります。

こちらは最前列で見ることができたのですが、それでもたったの1000円。サーカスの内容は、まさにモンゴルならではといった感じで、圧巻でした。

ウランバートルを訪れる機会があれば、ぜひ一度はサーカスを観て欲しいです。