中央アジア旅行記(3)|キルギス編②ホテルにチェックイン
四苦八苦しながらも切符の購入に成功
翌日は夜行列車でカザフスタンを目指しますので、その切符を購入します。目的の都市はシムケントとトルキスタン、2つ候補があったのですがトルキスタンを選択することに。トルキスタンは面白かったですし、最終的にシムケントにも立ち寄ることとなったので、これは結果的に正解でした。
窓口では英語は当然通じませんので、切符購入のやり取りはロシア語で。とはいえ、日付・枚数・目的地・座席の種類を伝えられればそれほど難しいことはなく、切符の購入自体はわりと簡単に済みました。
少し大変だったのが、どうも列車の発車時刻が遅延するようで、切符に印刷されている発車時刻とは異なる模様。確か13時と印刷されているところ、15時に出発時刻が変更になったとのことだったかと思います。
何に苦労したかというと、「つまりこういうことですよね?」とこちらが念を押すも、私のロシア語が微妙だったのか向こうも私が理解できているのかわからなかったみたいで、また説明を繰り返してきます。
こちらも、「あれ、本当にこれであっているのか?」と不安になってきます。すると向こうが私の時計を指差し、明日何時に来ればいいのか時計でしめしてごらん、と。なるほどこれなら確かに誤解がないですね。で、こちらが3時を示すとどうやら正解だったようです。これにて切符購入は終了。
親切にしていただいたので、お釣りは受け取りませんでした。
ただ、念のため翌日は13時に間に合うように駅に到着しよう、ということになりました。
ホテルまでタクシーで到着
このあとは予約していたホテルに向かうのですが、場所がよくわかっていないためまずは通りすがりの人に聞いてみることに。しかし、どうにもホテルの場所はわからない様子。
これは、私たちがホテルの英語名しか知らなかったのも問題かもしれません。ホテル名は「Asia Mountain 1」だったのですが、ロシア語では「Горы Азии 1」となります。もしかしたらロシア語名を言っていれば知っていたのかもしれません。
ここで偶然にもタクシーが通りがかったようで、タクシーの運転手にそのホテルを知っているか聞いてくれたようです。そしたらなんと運転手はその場所を知っているとのこと!
そういうわけで、親身になっていただいた方々にお礼を言い、タクシーに乗り込みました。幸運なことに、タクシー運転手は英語が堪能。キルギスでは珍しいことだと思いますが、のちにもう一人英語ができるタクシー運転手と出会ったので、職業柄勉強している人が多いのかもしれません。
ほどなくしてホテルに到着。料金は400ソムほどでした。もしかしたら高かったかもしれませんが、状況を考えるとこれくらい払うのは許容範囲でしょう。
ホテル「Asia Mountain 1」にチェックイン
初日に宿泊したのがAsia Mountan 1というホテル。ちなみにAsia Mountain 2もあり、こちらは最終日に泊まることになります
キルギスの物価水準を考えると安くはないホテルですが、とても綺麗で良いホテルです。到着初日はゆっくり休みたいので、少しグレードの良いホテルがいいですね。フロントは英語対応OKで、クレジットカード払いもOKといたれり尽くせり。
かなり早い時間でしたが、チェックイン可能でした。通常なら朝食は翌朝のみですが、この日も料金を払えば朝食が食べられるとのことだったので、ここで朝食をとることにしました。
部屋は綺麗ですし、お湯も問題なく出ました。軽く休んだのち、早速街を見て周りに行きます。