中央アジア旅行記(16)|タジキスタン編①徒歩での国境越え

”徒歩での国境越え”は初の経験


さて、ウズベキスタンとタジキスタンの国境までタクシーでやってきました。ここから国境を徒歩で越えていきます。

なお、国境地帯は撮影禁止ですので、写真はありませんので悪しからず。

これまでは列車での国境越えは経験していたものの、徒歩で国境を越えるのはこれが初めての経験でした。

武装した兵士を前に若干の緊張感

まずは警備の兵士にパスポートを見せ、ゲートを通ります。当然とはいえ兵士は機関銃を肩から下げて武装していました。やましいことがないとはいえ、多少の緊張感を覚えてしまいますね。

ゲートを越えたら、出国手続きを行う建物まで少し歩きます。この国境越えでしたが、地味に歩きます。私はバックパックでしたが、スーツケースを持っていると少し大変かも。

出国手続きは荷物チェックとパスポートコントロールくらいで、特に質問はされませんでした。

あと、そういえば前回の記事で書いていなかったのですが、ウズベキスタンでは滞在登録制度があります。ホテルに泊まった場合はホテルが滞在登録の手続きをしてくれるのですが、チェックアウト時に滞在登録の用紙をもらうことになります。

この用紙をなくしてしまうと厄介なことになりますので、無くさないようにしましょう。私はパポートカバーをつけていたので、そのポケットに挟んでいました。

ウズベキスタンからの出国手続きは問題なく終了。次はタジキスタン側の入国手続きです。ここからまたしばらく歩きます。

途中には免税店がありました。かなり小さかったのですが、一応中に入ってみることに。酒類が中心においてありましたが、特に目を引くものはなかったので何も買わず。

そこから少し進むと税関の建物がありましたが、申告するものがなければここはスルーでいいみたいです。

タジキスタンの入国カードに記入するのですが、なぜか野外に設置されている台で記入します。記入を終えたら最後はパスポートコントロール。窓口のようなところでカードとパスポートを渡し、しばらく待ちます。特に質問等をされることもなく、何事もなく通過。

最後にゲート前の兵士にパスポートを見せ、晴れてタジキスタンに入国完了です。初めての徒歩での国境越えは意外と歩きましたが、なんらトラブルなく無事終了。

次回はタジキスタンの街「フジャンド」を目指して移動します。Googleマップだとホジェンドと表記されていますが、フジャンド表記に慣れてしまっているのでこっちで統一します。