中央アジア旅行記(23)|ウズベキスタン編⑥不運が続きます
タシケント2日目、この辺りから雲行きが怪しく…
2日目もウズベキスタン人の青年と行動を共にします。この日はサマルカンド行きの列車のチケットを購入する予定でした。
サマルカンドまでは「レギスタン号」という、日本で言うところの新幹線に近い列車が走っています。他にも列車はありますが、レギスタン号でいくのが圧倒的に早いです。その分値段は張りますが笑
ただ、どういうわけか「列車ではなくタクシーはどうか?」としきりに提案されたんですよね。列車のチケットはすぐ売り切れてしまうとも言っていた気が。
まあ、この理由は後ほど明らかになるのですが…
最初はパスポートを預けてくれれば買ってくるよと言われたのですが、さすがにそれは不用心なので我々も同行することに。白タクを捕まえて駅に行きました。
駅に到着したところで、前日にホテルであったもう一人の青年も合流しました。そして、チケットを買ってきてくれる間しばし待機。
さて、戻ってきたところで残念なことが。レギスタン号のチケットは売り切れだったというのです。これは困りました。
ここで、再度タクシーでサマルカンドに行くのはどうかという提案をされました。タクシーなら8万スム(約4千円)くらいとのことだったので、私と友人と二人で割ればそれほど高い出費ではありません。
また、タクシーなら4人一緒に行くことができるから、サマルカンドを案内することができるよとのこと。なるほど、確かにそうかもしれません。
半ば提案に押される形ながらも、タクシーを予約しに行くことになりました。
まるで地獄絵図なタクシーターミナル
その前に、昼食を食べにレストランへ。今回は彼らオススメのレストランへ行くことに。
ここで食べたのは、以前カザフスタンでも食べたプロフ。カザフスタンのものとは少し違うのですが、特徴的だったのは硬い牛肉が添えてあったこと。
この肉は硬いぞ、と言われつつ食べてみると本当に硬い。ただ、噛み切ることができないほどではありませんでしたが。
ここでの会計は、まあいろいろ案内してもらっていることからも、前日昼と同様に私と友人持ち。ただ、冷静に考えてみると二人分払うのは??な気もしましたが…
食事を終えた後は、タクシーの予約をしに行きます。ちょうどターミナルのような感じで(といっても専用の建物があるわけではありませんが)、タクシー運転手が大勢集まっている場所でした。
で、そこに行くと客を求めるタクシー運転手が群がってくるわけです。少し大げさかもしれませんが、怒号が飛び交うといってもいいくらいのレベル。
交渉はウズベキスタン人である彼らに任せっきりでしたので見物しているだけでしたが、この場所で交渉をまとめるのは外国人にとっては至難の技かもしれません。
しばらくすると、どうやら交渉がまとまったようで、翌日の朝ホテルの前に来てくれるとのこと。料金は当日に払えば良いみたいです。
観光をしようとするも…
タシケントについてからというものの、まともに観光をしていなかったので博物館に行ってみることに。
しかしながら…なんと博物館は閉館日だったという。
こちらが閉館していた博物館の写真。なんの博物館だったかは忘れてしまいましたが…
よくよく考えてみると、タシケントで撮った写真はこれだけでしたね。
タシケント2日目はもう少し続きます。続きは次回の記事で。