中央アジア旅行記(36)|ウズベキスタン編(19)出国不可能の危機?(前編)
再びウズベキスタンの首都タシケントへ
サマルカンドから再びタシケントへ戻ってきました。ここから夜行列車に乗ってカザフスタンのシムケントに行きます。
列車の出発予定時刻まで3,4時間はあったので、どうやって時間をつぶそうかなどと考えていましたが、まさかそんな必要もなくなるほどの事態になるとは…この時は考えもしませんでした。
まずは近くのスーパーで飲み物や食料の買い出しに。カップ麺や、瓶入りのクワスなどを買いました。
その後はシムケント行きのチケットを買うために、チケット売り場へ。
整列をする習慣はなかった
チケット売り場の窓口は結構な人がいたのですが、驚いたのは列を作って並ぶということを全くしていなかったということ。
ただ、横入りが横行するほど無秩序というわけでもなく、なんとなく順序めいたものは存在している模様。積極的に行かないといつまでたっても順番が回ってこなさそうなので、しっかりと自分たちの場所はキープ。
ここでかなりの時間を消費しましたが…ようやく順番が回ってきました。シムケント行きのチケットが欲しいというと、係員に怪訝な顔をされます。
別な係員が来て説明してくれたのですが、なんとこの売り場は国内線専用の売り場とのこと(!)
国際線のチケットを買うには、別の売り場に行かなければならないようです。親切にも国際線チケットの売り場を説明していただいたので、早速向かいます。
説明された通りに進んできたのですが、イマイチどの建物なのかわかりません。というわけで、近くにいた人に尋ねてみたところ、国際線チケットの売り場を教えてもらうことができました。
チケットを買うためには”オヴィール”に行く必要が
中に入ってみると、それほど人の数は多くないようでした。これならそれほど時間をかけずに購入できそうです。
クレジット払いに対応している窓口があったので、そちらに並びます。
ほどなくして順番が来ました。カザフスタンのシムケントまでのチケットを購入したいと伝えます。しかし、ここでまた問題が…
パスポートを渡した後返ってきた答えは、”オヴィール”に行ってくれということ。オヴィールが滞在登録をするための施設であることは知っていましたが、予想外の返答。
釈然としないので、なぜその必要があるか尋ねてみると、なるほどそういうことでしたか…
ウズベキスタンでは滞在登録が必要
前提として、ウズベキスタンにおいて海外旅行者は、滞在登録をしなければいけません。宿泊先のホテルがやってくれるので、普通はこの滞在登録が問題になることは少ないでしょう。
ちなみに滞在登録の証明として、ホテルから小さな紙片を渡されますので、これは絶対に無くさないようにしましょう。
では、もうウズベキスタンから出国しようとしているのに、なぜ滞在登録が必要なのかという話です。
その答えは、午前0時の段階でまだ列車はウズベキスタン内を走っており、カザフスタンに入国するのが翌日になってしまうから。
夜行列車での宿泊では滞在登録ができませんから、この1日の滞在登録が空白になってしまいます。そうすると出国の時に問題が出てくるわけです。
なんだか変な制度だな…と疑念をいだきつつも、滞在登録をしなければ話にならないので早速オヴィールを探しに行きます。
しかし、この後もまだまだトラブルは続くのでした…