基本情報技術者試験に合格したので、勉強法をまとめました
午前81.25点、午後80.50点で合格
先日の記事でも少し触れましたが、4月21日に基本情報技術者試験を受験してきました。
先日Web上で合格発表がありまして、結果を見たところ無事合格していました。合格基準が6割であるところ、午前・午後ともに8割の得点を取ることができましたので、勉強の成果が出てよかったかなと思います。
”基本”ではあるものの合格率は例年25%以下と意外に低く、今回の合格率は22.3%だったとのことです。
IT業界での業務経験がなければ、それなりに勉強をしないと合格は難しい試験だと思います。特別な勉強をしたわけでもないのですが、振り返りも兼ねて、今回僕が勉強した内容をまとめてみます。
テキスト:『キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 平成31/01年』を使用
メインのテキストはこちらを使用しました。イラストが多く解説もかなり平易な言葉で書かれているので、IT関係の知識が少ない初心者であってもとっつきやすいと思います。
午後問題対策のテキストも発売されていますが、基本的に勉強に使ったのはこの1冊です。時間があれば、午後対策のテキストも買って勉強するとより確実だと思います。
午後のプログラム問題対策
午後問題ではプログラムについて問われる5問のうち、1問に回答する必要があります。今回僕はJavaの問題を選択しました。
流石にプログラミングの問題ばかりは、プログラミング学習の経験がないと解くのは難しいと思います。
初心者だと少し難しめの難易度かなと思いますが、選択式問題なので必ずしもプログラムの内容を全て理解できなくても、ある程度当たりをつけて正答することは不可能ではありません。
Javaの基本的なテキストを1冊終わらせておけば、問題の難易度にもよりますが6問中3,4問は取れるのではないかと思います。
以前も紹介しましたが、Javaのテキストとしては『スッキリわかるJava入門』を購入しました。
実際にプログラムを書きながらこの1冊を終わらせておけば、基本的な力はつくと思います。
問題によっては列挙型やコレクションといった知識が必要になる場合もあるので、その辺りの内容は応用編を読んでおくとより確実です。
あとは過去問を解く
テキストを一通り読んだあとは、もう一度読み返すといったことはせずに、過去問を解くことに集中しました。
過去問はIPAのWebサイトにもPDFが掲載されていますが、こちらの基本技術者試験ドットコムというサイトで解くのがオススメです。
解説も掲載されているので、間違えた問題についての知識を補強することができます。
解いた問題の量としては、午前問題5回分と午後問題4回分を解きました。解いていて知識が不足していると思った部分は、適宜テキストを読み返すなどして復習しました。
過去問からの出題率は高いので、午前問題については基本的に量を多くこなすことを目標にして問題ないです。
一方午後問題については、量をこなすことよりも確実に理解することを優先すべきだと思います。
次は応用情報技術者に挑戦
無事、基本情報技術者試験に合格することができたので、次は10月に応用情報技術者試験を受験しようと考えています。
難易度は当然かなりのものですのので、今回のように一発合格することは難しいかと思いますが、少しずつ勉強して合格を目指したいところですね。