TOEICで800点を突破したので、勉強法などをまとめてみました
3年ぶりにTOEIC L&Rテストを受験、その結果は…
今月の9日に行われたTOEIC L&R(Listening & Reading)テストを受験してきました。以前にも受験したことがあるのですが、前回の受験が2015年の11月だったので、実に3年ぶりの受験です。
前回のスコアは620点と、低いとは言えないもののパッとしないという、なんとも言えない結果に。
今回はそれなりのスコアを出したいと思い、事前に英語の勉強やTOEIC対策をやっておきました。
それが功を奏したのか、865点というまずまずのスコアを出すことができました。一応は目標を800点に設定してはいたので、それを上回ることができて一安心と言ったところです。
せっかくなので、受験までに行った勉強方法などをまとめてみました。人によって必要な勉強は様々かと思いますが、TOEIC受験を考えている方に役立つ内容があるかと思います。
1.単語学習
単語を覚えるのは地道な作業なので、英語学習ではあまり面白くない部類に入るかと思いますがTOEICスコアアップのためには語彙力増強も必要不可欠なので、単語学習にも取り組みました。
隙間時間に勉強したかったので、単語集のようなものを買うのではなく、スマホアプリを活用して勉強しました。
僕が使ったのは、「スタディサプリ 英単語」です。
このアプリはリクルートのサービス「スタディサプリ English」の、いわばお試し版のようなものなのですが、無料とは思えないほど使い勝手の良いアプリです。
単語カード形式で学習した単語を確認テストで復習できるので、しっかりと単語の定着をはかることができます。
他には、「mikan」というアプリも有名ですよね。
こちらも少しだけ使ったことがあるのですが、個人的にはスタディサプリ英単語の方が好きかなと感じました。
好みの問題なので、好きな方を使って単語学習をするのが良いと思います。
2.TOEIC対策テキストを購入して学習
TOEIC対策のテキストを1冊購入して、それに沿って勉強しました。
単純に自分の英語力を試したいという受験動機なら、こういったテキストでの勉強をする必要は必ずしもないかもしれません。
しかし、仕事などで点数のノルマがあったり、就活でTOEICスコアを活用したいという動機があるなら、対策テキストを買っての勉強はやったほうが良いです。
実際のTOEICの出題形式に慣れることができるので、得点も違ってくると思います。
僕が勉強に使ったテキストはこちら。
パート1〜7を一通り網羅している対策テキストです。特にリスニングやPart7の長文読解は、このテキストを使って予習しておいて良かったです。
3.Part5の練習問題を解く
前述のテキストにもPart5の対策問題は含まれていますが、もう少し数をこなしたかったのでアプリを使って問題を解いていました。
残念ながらiOS版は存在しないようなのですが、こちらのアプリを使ってPart5問題の練習をしました。
価格は360円と安いですが、問題数は640問も収録されています。間違ったことのある問題だけを解くことができるなど、使い勝手も良いです。
Part5はテンポよく解いてPart7へ時間を残さなければいけないので、数をこなして問題に慣れることが重要です。
4.英語のゲームをプレイする
個人的に一番効果があったんじゃないかと思っているのが、これです。プレイしたゲームはSteamで購入した英語のADVゲーム「Crystalline」で、ゲームについての詳しい紹介は別の記事で詳しく書いています。
単語の暗記や問題集を解くといった地道な学習が必要なのは確かだと思うのですが、それ以外にも何かしら楽しみながら勉強できる要素を作った方が英語の学習がはかどります。
5.海外ドラマを観る
これは勉強という感覚はなかったのですが、少しでも英語に耳を慣らせればと思い海外ドラマを観ていました。
テストを終えてみると、意外に効果があったんじゃないかと思っています。海外ドラマのテンポの速い会話を聞いておいたおかげで、TOEICのリスニングを聴き取るのがいくらか楽になった気がします。
具体的には、アマゾンのprime videoで「ウォーキング・デッド」を観ていました。
prime videoには日本語字幕版しかありませんが、字幕版でも十分だと思います。ただ、字幕に集中してしまうとあまり意味がなくなってしまうので、聞き取りに集中しつつ字幕は補助的に使うといった工夫は必要ですね。
prime videoだけでも十分なラインナップがありますが、英語字幕で海外ドラマを観るならhuluやNetflixなどの配信系サービスを使うのが良いと思います。
海外ドラマや映画を使った勉強法については、こちらの本が参考になりました。
6.スマホで英語を聴く
隙間時間で少しでも英語を聴く時間を増やした方が良いと思い、スマホを活用しました。
まずはTOEIC公式のこちらのアプリ。無料ですが、かなり使えます。
各エピソードの難易度もTOEICのリスニングと同じくらいです。英語の会話が流れた後に日本語での解説があるので、リスニングの練習と語彙増強を同時に行うことが出来ます。
Amazonのオーディオブック、Audibleもオススメ
他に活用したのが、AmazonのAudibleです。Audibleは文字通り本を”聴く”ことのできるサービスで、オーディオブックと言った方が馴染みがあるかもしれません。
初月は無料で1冊聴くことができるので、とりあえず無料体験に登録して1冊聴いてみるのが良いでしょう。
注意すべきは、Kindle Unlimitedなどの他のサービスとは違って、聴き放題ではないという点。会員になると1ヶ月に1コインが付与され、そのコインを使うと好きな本が1冊聴けるという仕組みになっています。
本によっては3,000円くらいするものもあるのでお得なことは間違いないのですが、月額が1,500円と少し高めかつ聴き放題という訳ではないので、長期間登録するには少し使いにくいかなという気もします。
コインを使い切った後でも、Audible会員になっている間は割引価格で本を購入することができます。
購入した本は退会後も聴くことができるので、お気に入りの何冊かを揃えたらAudible会員からは退会する、という使い方も良さそうです。
他にもNHKの語学番組を見たり、英語のニュースを読んだりといったこともしましたが、特にスコアアップに効果があったのはこの6点かなと思います。
今も海外ドラマは見続けているのですが、勉強するほどに聞き取れる英語も増えてくるので、モチベーション維持にかなり役立っていますね。
やはり一つは楽しいことを組み込むことが、英語学習を続けるコツだと思いました。