ロシア語短文和訳練習|No.04
今回もВести.RuのTwitterアカウントから、ニュースの見出しをピックアップして和訳してみました。
Одним из самых ранних обитателей суши был крошечный гриб https://t.co/3cR8IKDuNn
— Вести.Ru (@vesti_news) 2016年3月3日
訳)もっとも早く陸に住んでいたのものの一つは、とても小さなキノコだった。 https://t.co/JH0lNWhuqv
— ロシア彷徨記 -ロシア旅行情報ブログ- (@rusinfo0522) 2016年3月3日
ранний:(形)早い,/обитатель:(男)住人,ある場所に住んでいる生物/суша:(女)陸/крошечный:(形)とても小さい/гриб:(男)きのこ
— ロシア彷徨記 -ロシア旅行情報ブログ- (@rusinfo0522) 2016年3月3日
ьで終わる名詞(男性・女性ともに)の複数生格は、ьをейに変化させて作ります。
文法上はкрошечный грибが主語になっています。過去時制なので述語は造格に。сушиは一瞬「寿司」のことかと思ってしまったのですが、陸という意味の女性名詞「суша」の生格でしたね笑
— ロシア彷徨記 -ロシア旅行情報ブログ- (@rusinfo0522) 2016年3月3日
「один из〜(性格)」は英語言う所のone of〜にあたる表現で、「〜の一つ」という意味。ここではодинは造格になっていますから、однимと変化します。よく使われるので、覚えておきたい表現です。
ツイートにも書きましたが、крошечный грибが主格になっています。英語では主語が後ろに来ることはありませんが、ロシア語ではよくある形。基本的には、より強調したい語句が前の方に来ることが多いです。
なので、訳としては「とても小さなキノコは、最も早く陸に住んでいた生物の一つだった」とした方が正確だったかもしれません。