ロシア観光ビザ個人取得! その1
ロシア旅行に行く上でネックとなることの一つが、観光ビザの取得だと思います。
日本のパスポート所持者は150を超える国々にビザ免除で入国できるので、
ビザが必要というだけで尻込みしてしまいそうですが、
ロシアの観光ビザは取得のために、通常であれば旅行代理店の仲介が必須となります。
なぜ、ロシア観光ビザを個人で取得するのは難しいのでしょうか?
ビザ取得に必要な2つの書類
その理由は、ロシアの観光ビザを取得する際、旅行会社が発行する
「旅行確認書」
「バウチャー(のコピー)」
これら2点を提出する必要があるからです。
詳しくは在日ロシア大使館の査証申請ページを読んでみてください。
このうちバウチャーには「宿泊場所、移動手段、観光プログラム」、
及びそれらの料金を支払い済みであるという証明が
記載されていなければいけません。
つまりロシアの観光ビザを取得するためには、旅行代理店で「ホテル・移動手段
(長距離列車、バスなど)・現地ツアー・航空券」などを手配した上で、
旅行確認書とバウチャーを発行してもらう必要が有ります。
その上で、ロシア大使館で観光ビザの申請を行う
(あるいは代理店に代行してもらう)という手順を踏むことになります。
旅慣れていて、航空券・ホテル・移動手段などすべて自分で調べて抑えたい、
という方には少し不便ですよね。
日程だけ決めておいて、あとは自由にロシア国内を回るということもできません。
しかしながら、ビザの取得からホテル・寝台列車の手配まで全部自分で行った上で、
ロシアを自由旅行する方法はあるのです。しかも、それほど難しい手続きはありません。
記事も長くなってきましたので、その方法については次回の記事で解説したいと思います。
まとめると、以下のような方はロシア観光ビザを個人取得するメリットがあると思います。
- 海外で個人旅行の経験がある
- ホテルや移動手段はインターネットで調べて予約したい
- ロシア語を勉強しており、旅行会社のサポートはあまり必要ではない
- なるべく自分一人の手でロシア旅行を成し遂げたい