ロシア旅行記|モスクワ・サンクトペテルブルク編(10)謎のおっさんに絡まれる
エレクトリーチカでセルギエフ・ポサードへ
サンクトペテルブルクからモスクワのレニングラード駅
まで、夜行列車で戻ってきました。しかし、息をつく暇
もなく次の目的地へと出発しなければなりません。
次に目指すのは、モスクワ近郊のセルギエフ・ポサード
です。エレクトリーチカと呼ばれる列車に乗って約1時間
半の道のり。列車はレニングラード駅から徒歩圏内にある
ヤロスラヴリ駅から発車します。
約1時間半の道のりですからできれば座席を確保したかった
のですが、意外と混んでおり座れず。スーツケースほどの
大きさの荷物だと座席のあるエリアにいるのは難しいと
判断したので、乗降口付近のスペースで待機することに。
座れないことを除けば、スペースに余裕があったので
窮屈な思いはせずに済みました。ただ、外の景色は良く
見えないのでゲームをして時間を潰すことに。
この列車に乗りました。
到着後ちょっとしたトラブル(?)に…
車内アナウンスはないので、出発1時間を過ぎたあたりから
到着駅の看板は欠かさずチェックします。無事乗り過ごす
こともなく、セルギエフ・ポサードに到着。
宿泊するホテルはここの見どころトロイツェ・セルギエフ
大修道院付近にあるので、まずはその方面を目指します。
地図を見て思案していると、こちらに声をかけてくる人が。
どうやら道を教えてくれるようだったので、地球の歩き方
の大修道院の地図を見せると、どうやらそこまで連れて
行ってくれる模様。ありがたくついていくことに。
ここでやっと何か様子がおかしいことに気づきます。
まあ、身なりをよく見れば分かる話だったのですが、
どうもその人はアル中か路上生活者か何かで、ちょっと
正常ではありません。
車が来ているのに路上にはみ出したりして、クラクション
を鳴らされています。まあ、こちらに害はなかったので
とりあえずついていくことに。
こちらが明らかにロシア語を解していないにもかかわらず、
道中いろいろ話しかけまくってきます。
「Карфтэ(空手)」とか「Китай(中国)」など
言っていましたが、日本と中国がごちゃまぜになっている
のでしょうか。
しばらく歩いていると、トロイツェ・セルギエフ大修道院が
見えてきました。どうやら本当に道案内をしてくれていたと
いうことですね。
ただ、なかなかこちらを開放してくれません。そろそろ
どこかに行ってくれないかな…と思いつつ歩いていると、
別の路上生活者と話しこみ始めたので、その隙に足早に
立ち去りました。こちらを追ってはこない様子。
今回は結果オーライでしたが、場合によってはこちらに
危害を加えてこないとも言い切れないわけで、やはり海外で
知らない人が話しかけてきたら警戒しなければいけないな、
と思いました。皆さんも気をつけて下さい。
アル中のおっさんの話が予想以上に長くなってしまったため、
セルギエフ・ポサードの後編は次回の記事で。
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