中央アジア旅行記(8)|カザフスタン編①トルキスタンのバザール
2カ国目 カザフスタンに到着
旅程3日目で2カ国目のカザフスタンに到着しました。最初に訪れたのはトルキスタンという、比較的ウズベキスタンとキルギスに近い町。
Googleマップを見ていて気付いたのが、ストリートビューが見られないんですね。
写真の奥に見える建物が、トルキスタンの駅です。列車から降りたあとはまず現地通貨の「テンゲ」を手に入れる必要があったのですが、両替所が見当たらない。しかし幸いにもATMがあったので、クレカのキャッシングを使いました。
ここはシムケントやアルマティに比べるとかなり田舎といってもいい場所なので、両替所がないようです。中央アジアにいくなら、キャッシング枠のついたクレジットカードはほぼ必須かもしれません。
バザールまで行けば両替所はあるのですが、どのみちタクシーかマルシュルートカに乗るためにも現地通貨が必要です。まあ、ドルで支払いを受けてくれるタクシー運転手もいるかもしれませんが。
ここでは2泊してから、ウズベキスタンのタシケントに向かう予定なので、まずはそのための切符を購入します。カザフスタンではロシア語が公用語として定められているので、ロシア語で切符の購入が可能でした。
今回も長距離列車に乗るのですが、日をまたがないため開放寝台の座席を選択。特に問題もなく購入できました。対応もなかなか親切です。
まずはバザールまで移動します。安いのでマルシュルートカで移動。物価が安いので、荷物が多ければタクシーを使ってもいいでしょう。駅前なら簡単にタクシーが拾えます。
トルキスタンのКуаныш Базар
バザールまでは10分たらずで到着。結局バザールの名前はわからなかったのですが、Googleマップで調べたら「Куаныш Базар」という名前だそうです。
アクセントがわからないのでなんと読むのかよくわからないのですが、「クアーヌィシ・バザール」といったところでしょうか?
外から撮った写真はこんな感じです。ビシュケクのバザールとは少し違った感じで、かなり興味深いものがありました。
バザール内の宿に宿泊
今回の旅行では特にホテルの予約はしていないので、トルキスタンではまだ宿泊場所が決まっていない状況です。とりあえず、ホテルの情報収集をバザールですることに。
尋ねてみると、バザールの中にホテルがあるとのこと。道案内にしたがって進むと、確かにロシア語でホテルを意味する「Гостиница」(ガスチーニッツァ)と書いてある建物がありました。
中にいた男性に尋ねると、宿泊料金の説明をしてくれます。ツインルームで一人当たり1泊1000円ちょっとなので、格安の宿です。部屋を見た感じでも、特にひどい部屋というわけでもなさそうだったので、こちらに泊まることにしました。
ただ、やはり安いだけあって綺麗な場所ではありません。トイレはまあ綺麗とは言えないものの、なんとか大丈夫なレベル。シャワーは残念なことに故障中でしたが。
あと、部屋にコンセントがなかったのは不便でしたね。ただ、フロントで充電させてもらえないかと頼んだところOKだったので、充電が必要ならお願いしてみるといいでしょう。
ある程度しっかりしたホテルに泊まりたい、という場合は「トルキスタン」というホテルがあるようです。ちょうど世界遺産の目の前にあるようなので、交通の便も良さそうですね。
少し休憩したら、まずは世界遺産である「コジャ・アフメド・ヤサウィ廟」を見に行きます。