中央アジア旅行記(14)|ウズベキスタン編①気分はお金持ち?100ドル札が札束に

3カ国目”ウズベキスタン”に到着

さて、この旅もやっと3カ国目に差し掛かりました。とはいえ、旅程自体はまだ半分も行ってません。

3カ国目は、ウズベキスタン共和国。

その首都、タシケントに列車でやってきました。ただ、ウズベキスタンを本格的に見て回るのはもう少し後の話。翌日にはタジキスタンに入国し、そちらで2泊してから再度ウズベキスタンに戻ってくる予定です。

ウズベキスタンに到着して、テロ対策なのかはわかりませんが、セキュリティが厳重だなという印象を受けました。まず、そもそも駅舎には列車のチケットを持っていないと入ることができません。

さらに、入る前にパスポートチェック、そして荷物をX線の検査機に通す必要があります。

街中には警官が多く、荷物を持っていると金属探知機での検査に協力しなければならない時もありました。

Tashkent Railway Hotelに宿泊

タシケントでのホテルは、トルキスタン滞在時にBooking.comを通して予約しておきました。

泊まったのは、Tashkent Railway Hotelというホテル。当時はBookin.comで予約できたのですが、今はBooking.comを通しての予約を受け付けていないようです。

このホテルですが、最初どこにあるのか全然わかりませんでした。駅の近くにあるということはわかっていたのですが、駅舎から出てあたりを探すも手がかりなし。近くにいた警官にたずねるも、知らない模様。

そういえば、駅舎の案内板に「Hotel」の文字があったな…ということを思い出し、ホテルは駅の中にあるんじゃないか?という考えにいたります。

結論から言えば、それが正解だったわけです。

駅入り口でセキュリティチェックをしている警官にホテルのことをたずねると、少し待っていてくれとの言葉。

その言葉通り少し待っていると、呼び出されたので警官のもとに戻ります。すると傍に男性がおり、なにやら英語で話しかけてきます。

どうやら彼はそのホテルの関係者で、これからホテルまで案内してくれるとのこと。日本から来たと伝えると、”コンニチハ”とか言ってましたが笑

支配人かどうかはわかりませんが、ラフな格好だったのであまりホテルマンという感じではありませんでしたね。

両替をした結果…恐ろしいことに

ホテルマンはなかなか親切で、いろいろとお世話になりました。まずは両替をしてくれるとのことだったので、お言葉に甘えます。

おそらくここでの両替は闇両替ではなく正規の両替なので、レートは普通。1スム(現地通貨の単位)=0.05円くらいだったかと。ウズベキスタンは、あのジンバブエには及ばないにしても、かなりインフレ気味です。

当時はおよそ1ドル=100円だったころ。100ドル札を両替したので、なんと20万スムという膨大な量の紙幣になって返って来ました。

その写真がこちら。

200,000スム

すべて1000スム札ですが、それでも100ドル札1枚が、この札束になってしまうというのはかなりの驚き。

一応5000スム札も存在するのですが、まだ新しくためあまり流通しておらず、レアな存在のようです。

とりあえず、10枚ずつの束を作り、それをポケットなどに分散させて持つことにしました。ウズベキスタンを旅行している間は、この通貨に悩まされっぱなしでしたね笑

夕食はなぜかファーストフードで

両替が終わった後は、夕食はどうする?たずねられたので、ウズベキスタン料理が食べられるレストランがいいとリクエスト。

しかし案内されたのは、同じく駅構内にあったファーストフード店(…)

まあ、マクドナルドほどジャンクフードな感じでもなかったので、ここでいいかと妥協。どうもホテルマンと顔なじみのようでしたし、たまにはこっちのファーストフードを食べてみるのもいいかと思いましたしね。味はまあ美味しかったと思うのですが、正直あまり印象に残っていません笑

夕食を終えたらホテルへ戻りました。この日は酒の買い出しなど出来そうな雰囲気でもありませんでしたし、前日に飲んでいたこともありおとなしく休みました。

翌日は4カ国目”タジキスタン”に向けて移動を開始します。