ロシア旅行記|サハリン・ウラジオストク編(2)安いが快適なコマドールホテル
ホテルにチェックイン
無事、空港からホテルまでタクシーでやって来ることができました。ユジノサハリンスクでの宿泊先に選んだのは”コマドール・ホテル”です。なおBooking.comではコマドールホテルと表記されていますが、実際の発音は”カマンドール”に近いので、行き先を告げる時は要注意です。
中心部に近く、駅にも徒歩15分足らずで到着できるので、ロケーション面からもオススメできるホテルです。
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ホテルの外観。こちらは翌日昼に撮影したもので、実際には到着時はすでに日が沈んでいました。
ここには3泊宿泊しましたが、料金は合計で12,420ルーブル。2人で泊まったので、一人当たり6,210ルーブルです。日本円換算でだいたい12,000円くらいなので、1泊あたり4,000円ほどになります。
まずは中に入りチェックイン、ロシア語で挑戦してみます。というか、どうもこのホテルはロシア語しか通じなさそうです(笑)
むこうの英語は、ごく簡単な単語がわかるくらいのレベルだと思います。幸いにも、私のロシア語はなんとかチェックインができるくらいには通用したようです。
パスポートは滞在登録のため一旦預けて、後ほど返してもらうことになります。鍵はカードキー方式。一緒にWifiのパスワードが書いてある紙も受け取りました。
朝食のオプションがあるということなので、滞在中の3日間とも朝食をつけてもらうことにしました。1食一人当たり400ルーブル。珍しいことに朝食はレストランで食べるのではなく、指定した時間に部屋まで持って来てくれるようです。
宿泊費と朝食代ともにカード払いが可能だったので、ここではカード払いを選択。
価格の割には見事な部屋
チェックインを終えて、部屋に向かいました。ジュニアスイートということだったので、どのようなものかと思っていたのですが、入ってみると期待以上の部屋でした。
部屋は寝室部分とリビング部分に分かれていました。広さはかなりのものです。
リビング部分には電子レンジやポットも完備。上の棚には食器も入っていました。
レンジ横にはお菓子屋紅茶などが置いてありますが、こちらは有料なので注意。他に有料ドリンクも冷蔵庫に入っています。
バスルームも清潔感抜群。シャンプーとボディーソープも置いてありました。ドライヤーもあります。
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地下1階にはレストランもあります
初日はホテル着が夜遅くなるので夕食は悩みどころだったのですが、ちょうど良いことにコマドールホテルの中にはレストランがありました。
営業時間は週末が深夜2時までで、平日が24時までとのこと。まだ時間は大丈夫なので、初日の夕食はここで決まりです。
”パイレーツレストラン”という名の通り、海賊船をモチーフにした造りになっています。なお、レストランでも英語は通じない模様(笑)
英語メニューくらいはあるのかなと思ったのですが、それもないとのことでした。レストランのメニューはブロック体ではなく活字体で書かれていることが多いので、読むのに苦労します。
ともかく、まずは到着を祝してビールを注文。あとは定番のボルシチを頼むことにしました。
ボルシチの盛り付けはなかなか洒落ていて、写真映えするものでした。手前の緑色の液体は説明がよくわからなかったのですが、ウォッカをディルというハーブで風味づけしたものではないかと思います。なかなか強烈な味で、私は飲めましたが友人は飲めないと言っていました。
あとは、ビールに合う料理が1品欲しかったので、お勧めを尋ねてみることにしました。案の定説明はわからなかったのですが(笑)、とりあえずそれを持って来てほしいと頼んで、来たものがこちら。
パンの上にクリームチーズとサーモンが載っていますね。確かに、これはビールによく合います。
そのあとはビールをもう1杯注文。ここで得た知識は、ビールに”светлый(=明るい)”と”тёмный(=暗い)”の2種類がある場合、後者を頼むと黒ビールが出て来るということです。単語の意味から予測した通りでした。
ビール2杯にディル風味のウォッカを飲んだので、ちょうど良い具合に酔いが回って来ました。この辺りでお会計を済ませることに。
5000ルーブル札でお釣りがあるかどうか聞いてみると、もちろんあるとの答えが返って来たので一安心。5000ルーブル札は使い所に困ってしまいますが、単価が高めのレストランなら大丈夫ですね。
いい感じに旅行初日を終えることができました。翌日からはユジノサハリンスクの街を見て回ります。次回以降の記事で詳しく書いていきたいと思います。
<前回:ロシア旅行記|サハリン・ウラジオストク編(1)日本ゆかりの地サハリンへ>
<次回:ロシア旅行記|サハリン・ウラジオストク編(3)日本領時代の建物>