ロシア旅行記|ウラジオストク・ハバロフスク編(3)ウラジオストクの水族館

コンサートのチケットを購入

沿海州フィルハーモニーは、スヴェトランスカヤ通りとアレウーツカヤ通りの交差点付近に
あります。外には公演情報のポスターが並んでおり、滞在日程的にこの日のコンサートしか
見ることができないみたいなので、カッサ(チケット売り場)へ。

ロシア語でやりとりしたので正確にはわかりませんが、英語は通じなさそうな雰囲気です。
ちなみにこの日のコンサートは韓国人のテノール歌手とバイオリニストのコンサート。
それはそれで面白そうだったので、チケットを購入することに。値段は正確には覚えていま
せんが、1000円ちょっとくらいでかなり安かったと思います。

ちなみに開演間際にもコンサートホールのエントランスでチケットの手売りをやっているの
で、ふらっと立ち寄ってコンサートを見ていく、というような楽しみ方もできます。

他に、ゴーリキードラマ劇場や人形劇場など、エンターテインメントを楽しめる場所がある
のですが、残念ながら公演日程と滞在日程がかみ合わず、この旅行ではこのコンサートを見
たのみで終わってしまいました。

歩いてポクロフスキー聖堂へ

ポクロフスキー聖堂

輝くドームの色が綺麗なポクロフスキー聖堂。中央広場からオケアン通りを北へ歩いていく
とたどり着けます。10分ほど歩くので、バスを使うのもアリだと思います。ロシアのバスは
日本に比べて格段に安いので、気軽に使えるのがいいですね。

ウラジオストクの水族館

港町ということもあるのか、ウラジオストクには水族館があります。場所はアムール湾近く
で、中央広場から徒歩圏内。というか、バスがそこまで行かないので、徒歩で行くしかない
と思います。

水族館といっても、日本の有名な水族館レベルを期待してはいけません(笑)まあ、入場料
は1000円くらいなので、値段相応だとは思いますが。

ウラジオストク水族館01

水槽の展示は色鮮やかで、なかなか綺麗なものです。

ウラジオストク水族館02

二階には剥製が展示されています。日本の水族館で、こういった剥製を展示しているところは
あまりありませんね。

水族館を出た後アムール湾を眺めていたら、なぜかライターを持っていないかと聞かれました
(笑)。ちなみにハバロフスクでも、もう1回ライターを持っていないか尋ねられます。

ウラジオストク要塞博物館

水族館のすぐ近くにあるので、こちらもまとめて見てしまうのが良いと思います。地球の歩き
方2013年度版だと裏側のザパトナヤ通りから回り込むように入ると書いてありますが、2014
年に私が行った時は水族館横の階段を上っていったところが入口でした。階段の途中にカッサ
があり、そこで入場券を買います。

博物館とありますが、完全に野外展示です。一部建物内の展示もあります。
地味な場所ではありますが、大砲などの兵器が身近で見られるなど面白いです。

ウラジオストク要塞博物館01

ウラジオストク要塞博物館02

写真中央の要塞部分は中に入ることができ、武器などの展示があります。

夕食の後コンサートへ

夕食を食べたのはホステル近くの「スタローヴァヤ・ノーメルアジーン(Столовая
№1)」。スタローヴァヤはロシア語で食堂という意味の英単語で、ロシア各地域にあるセ
ルフ形式のカフェテリアなのですが、No01ということはここが一号店なのでしょうか。

何を食べたのか正確には覚えていないですが、スープ・サラダ・メインと付け合せで合計2
00ルーブルもせず、その安さに驚いた記憶があります。他のセルフ形式のところだともう少
し高いことが普通です。

昼間買ったチケットのコンサートを見に、コンサートホールへ。

沿海州フィルハーモニー

白を基調とした、綺麗な内装です。やや角度はありますが、舞台からは近めの席。
前半がテノール歌手で、後半がバイオリニストのコンサート。どちらも韓国出身の方です。
ピアノ伴奏のみをバックにした、シンプルなコンサート。

どうせならオーケストラの演奏を聞きたかったという気持ちはありましたが、テノール歌手
の独唱をコンサートで聴く機会もこれまでなかったので、なかなか楽しめました。

コンサート後はホステルに戻り、無事2日目も終了です。

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