ロシア旅行記|ウラジオストク・ハバロフスク編(8)博物館・美術館を見学

ハバロフスク2日目

ハバロフスク2日目です。この日はホステルを出発直後からひどい雨に見舞われました。ただ
それでも傘を持っている人は少なく、かなり年配の方すら大雨の中を傘無しで歩いていたのは
少し驚きましたが。

しかしトラムに乗って街の中心に到着する頃には雨はすっかり止み、雲の間からは先ほどの雨
が嘘であるかのような晴れ模様が覗いていました。やはり旅行で雨が降ると残念なので、これ
はラッキー。

ムラヴィヨフ・アムールスキー公園

アムール川沿いに広がる公園が、ムラヴィヨフ・アムールスキー公園です。このあたりで朝食
用に買っておいたパンを食べつつ、川の眺めを一望。

また園内には結婚式と思わしき一団がおり、新郎新婦が記念撮影を行っていました。

ムラヴィヨフ・アムールスキー公園

「テレビでロシア語 シベリア4都市紀行編」を観て、このアムール川には遊覧船があるという
ことだったので、乗ってみようと思っていました。地球の歩き方によれば10月中旬まで航行
しているとのことだったのですが、見た限り乗り場へ行く道は閉ざされており、それらしき遊
覧船の姿も見当たらず。

あとで確認できたのですが、遊覧船は9月以降は乗ることはできないようです。これは残念で
したが、仕方がないので次の目的地へ。

極東美術館を見学

こちらもテレビでロシア語のスキットの舞台となっており、以前から行ってみたいと思って
いました。外観はこのような感じです。

極東美術館

残念ながら内部は写真撮影不可のため、写真はこの一枚のみ。およそ1時間と少しで見て回
ることができます。内部には土産物の売店が入っており、そこでこのマトリョーシカを購入。

ロシア大統領マトリョーシカ

ロシアの歴代大統領をあしらったマトリョーシカです。大きサイズのものをウクライナでも
見たことがあったのですが、ここでは少し小さめのものがあったので、購入しました。

ちなみにここの売店の男性店員はなぜか日本語が話せます。この旅行で出会った唯一の日本
語を話すロシア人でした(笑)

極東美術館の向かい側には赤レンガの建物が印象的な赤軍博物館がありましたが、私が訪れ
た時は閉館中だったようです。

赤軍博物館

昼食はインツーリストの日本食レストランで

歩いてすぐのところにはホテルインツーリストがあり、そこの上階には日本食レストランが
あるということだったので、そこで昼食にしました。時間は昼時からそれほど外れていなか
ったと思いますが、私の他には1人の客がいたのみ。

メニューには様々な日本食がありましたが、ここではカツカレーを選びました。味は至って
普通で、特筆べき点はなし(笑)1000円くらいだったと思うので、少し割高かもしれません。
ホテルのレストランなので、英語対応は可能なようです。

郷土博物館を見学

極東美術館のすぐ隣には郷土博物館がありますので、こちらも見学。写真は有料だったので、
ここでは撮りませんでした。なんだか博物館や美術館を巡ってばかりの旅行ですが、ウラジ
オストクやハバロフスクにはモスクワ・サンクトペテルブルクほど観光名所があるわけでは
ないので、どうしても観光目的の旅行だとこんな感じになってしまいます。

ハバロフスクは、到着時刻と出発時刻によっては1泊2日でも十分かもしれません。

こちらの郷土博物館には別館があり、同じチケットで入場することができますのでそちらも
お見逃しのないよう。むしろ別館の方が見るのに時間がかかった気がします。

博物館の地下にはインフォメーションがあり、ここでハバロフスクの観光マップをもらうこ
とができます。英語版のみで日本語版はありませんが、ガイドブックにはない情報も載って
いますのでもらっておくといいと思います。

私はインフォメーションの存在は知らず、地下でトイレを済ませて椅子に座って休憩してい
ただけだったのですが、インフォメーション係と思われる女性の方がマップを渡してくれ、
なにか質問があればどうぞと声をかけてくれました。

極東美術館と郷土博物館の並びにはフィルハーモニーのホールがありました。残念ながら滞
在日程中のコンサートはありませんでしたが、オーケストラの他様々な演奏会をやっている
ようなので、ハバロフスクへ行かれる際はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

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