「マネーパートナーズ」の外貨両替サービスを利用してみました〜前編

2019年12月31日

ネットで両替し、空港で受け取り

前々から使ってみようと思いつつも手を出していなかった「マネーパートナーズ」の外貨両替サービス。今度海外に行くときこそは使ってみようと思い、口座開設してみました。

マネーパートナーズはFXの取引業者なので、両替をするためにはFXの取引口座を開設する必要はありますが、FX取引を行わなくても外貨両替は可能です。

事前にWeb上で両替手続きをしておき、受け取り依頼を申請すると空港(羽田空港・成田空港・中部空港・関西空港)で外貨を受け取ることができます。

口座開設手続きは簡単

まずはマネーパートナーズの外貨両替サイトにアクセスし、緑色の「口座を開設する」ボタンをクリック。

 

あとは個人情報を入力し、身分証明書とマイナンバーの画像ファイルをアップすれば手続きは終了です。後日パスワードと口座番号が書いてある書類が送られてくるので、そちらに従ってログインすればOK。

口座開設通知書が届いたら口座にログイン

私の場合は申し込みから3日後に送られてきました。書留で送られてくるので、受け取り時には在宅している必要があります。

 

公式サイトにアクセスし、書いてある口座番号とパスワードを入力してログイン。

まずは両替する日本円を講座に入金します。この時注意するのが、手数料として500円がかかるので、両替したい金額+500円を最低でも入金する必要があるということです。

口座に入金する方法は銀行振込か、クイック入金となります。私はみずほ銀行のネットバンキングを使っているので、今回はクイック入金を選択。

画面上部の資産管理タブから”クイック入金”を選択します。

 

今回は4万円分を米ドルに両替してみたいと思います。ここから先の入金操作は銀行によって違いますので割愛。

続いては会員残高からパートナーズFX/受入証拠金へ資金を移します。資金管理タブから振替・移動を選択し、振替画面に移動。

この時会員残高の方に500円を残して置かなければいけないことに注意しましょう。

 

日本円を外貨に両替

振替が完了したら、画面左の「旧WEB取引画面(両替)」をクリックし、取引画面に移動。

取引画面上部の口座照会・両替タブをクリックし、下に表示される「外貨両替」をクリックします。以下のような注意書きが表示されればOK。

 

なるほど、FXのスプレッドは米ドルだと0.5銭が基本ですが、外貨両替だと+20銭の20.5銭になるわけですね。しかし、銀行や空港での両替とは比べるまでもなく狭いスプレッドです。

ここで迷うのが、果たして今のレートで両替をしてしまって良いのかということ。12月の高値118.6円に比べると現在の113.3円というレートは割安です。

しかし現在のトランプ大統領就任後の動きを見ていると、まだ下がりそうな気がします。とはいえ、先のことですからなんとも言いようがないのも事実です。

なので、一旦は半額の2万円分を米ドルに替え、残りの2万円分は旅行直前、ないしは大きく米ドルが下げる局面があった場合に替えることにします。

 

まずは113.527円で米ドルを2万円分購入。176.16ドルになりました。

その後、出発の日時が迫ってくるもドル円は下がるどころか上がる一方だったので、残りの2万円も両替。1USD=114.980円のレートで、173.94ドルになりました。

この後はドルを会員残高に移し、受け取り依頼という流れだったのですが…ここで誤算が。外貨受け取りは米ドルの場合、100ドル単位での受け取りだったのです。

現状350ドルにしかなっていなかったので、あと50ドル追加して400ドルを受け取ることにしました。ちょっと焦りましたが、おそらく400ドルは使うと思いますので大丈夫でしょう。1USD=115.015のレートで50ドルを両替。

外貨受け取りサービスの注意点

受け取りの最小単位に注意

今回私が両替した米ドルの場合、受け取りは100ドル単位でしたので、追加で50ドル分を両替することになってしまいました。

両替をする際は日本円でいくら両替すると考えるのではなく、何百ドル両替するかを先に決め、必要な分の日本円を入金しましょう。

受け取りまでは最短で4日、最長で11日かかる

外貨受け取りサービスの締め日は月曜の16時に設定されているとのことです。月曜日に受け取り依頼を申請する場合、16時までに申請すればその週の金曜日に受け取り可能となりますが、16時を過ぎてしまうと翌週の金曜日まで待たなければいけません。

受け取り時間に注意

外貨受け取りは窓口が開いている時間にしか行うことができません。例えば、成田空港では9:00〜18:00の営業となっていますので、出発便の時間によってはサービスの利用自体ができないことがありますので、要注意です。

長くなってきましたので、前編はこのくらいで終わろうかと思います。外貨受け取り申請から、実際に空港で受け取るまでの流れは後編でお伝えしようと思います。