海外で携帯電話が必要なら「海外携帯電話・SIMカードのモベル」が便利です

2019年12月31日

国を問わず使える海外携帯電話

海外旅行では携帯電話で音声通話を利用する機会は少ないかもしれませんが、いざという時のために電話ができる状態にしておいた方が良いでしょう。

同行者とはぐれたときに連絡できないと不便ですし、日本大使館に助けを求めなければいけない状況に陥るかもしれません。ホテルの場所がわからない時など、ホテルに電話することができれば、場所を説明してもらうこともできるでしょう。

通常であれば日本で使用している携帯で海外でも通話できるのですが、2014年に旅行した中央アジアの4カ国では、私が使っていたdocomoは対応していないとのこと。docomoの対応エリアは、こちらから確認できます。

データ通信はwifiがある場所でできれば十分でしたが、やはりいざという時に電話が使えないのは不便です。

そこで利用したのが、世界190カ国以上で使用可能なモベルのワールド携帯です。もちろん、キルギス・カザフスタン・ウズベキスタン・タジキスタンの4カ国すべてで使用可能でした。

モベルは海外携帯電話の販売サービスですが、海外用のSIMカード単品での購入も可能です。私は手持ちのスマホのSIMロックを解除して、SIMカード単品で購入することにしました。

モベルのワールド携帯を使うメリット

中央アジア旅行の時のように、日本のキャリアの携帯が使えない地域に行く時、モベルのワールド携帯が便利なのは間違いないでしょう。

一方で、手持ちの携帯をそのまま使える地域に行く場合であっても、モベルを利用するメリットが十分にあると言えます。

1.モベルの方が通話料金がお得なケースも

例えば、docomoのサイトで「ニューヨークでiPhoneを利用しての通話料金」を調べると、日本に発信した場合"140円/分"となります。

一方でモベルを使うと、アメリカは一律で"90円/分"となっており、こちらの方が通話料金は安くなります。

着信で比較すると、docomoが"175円/分"で、モベルが"90円/分"となり、けっこう差が開いてきます。

アメリカ国内の電話に向けて発信する場合ですと、docomoが"125円/分"に対しモベルが"180円/分"となり、この場合はdocomoに軍配が上がります。

料金は渡航先によって違ってきますので、自分が行く国の料金を調べた上で比較して選びましょう。

2.使った分だけ課金されるシステム

モベルのワールド携帯は最初に購入費用を払えば、あとは使った分の通話料金以外は請求されません。月当たりの基本料金は存在しないのです。

しばらく使用しない期間があったとしても、そのまま保管しておくだけで問題ありません。また必要になった時に電源をいれればOKです。

3.少量のデータ通信に便利

日本の携帯を使って海外でデータ通信を行う場合、従量制だと料金が大変なことになってしまうので、パケット定額サービスを使うことが前提になってきます。

使い放題はプランによって差が出ますが、普通の使い方であればおよそ2,000〜3,000円というところになってくるでしょう。なので、データ通信はwifiのある場所でのみ行う、という方がほとんどではないかと思います。

モベルの携帯でデータ通信を行う場合、50円/MBの従量制ですから、少量のデータ通信を行うのでしたら間違いなくこちらがお得です。

例えば、道に迷った時に地図アプリで現在地を調べる使い方だと、まずwifiが使える環境ではないと思います。ですがそのためにパケット定額サービスを使うのは、明らかにもったいないです。

格安スマホ+SIMカード単品の購入が最善か?

使用中の端末がSIMフリー、あるいはSIMロック解除可能なら、モベルでSIMカード単品を購入して、自分の端末に挿して使うのが便利かと思います。

ただ、SIMフリー端末は持っていない、あるいは盗難防止や挿し替えが面倒といった観点から自分の端末が使えないということもあるでしょう。

SIMフリーのスマホが今や1万円以内で買えてしまいます。スペックはそれなりでしょうが、むしろ海外で使うなら盗難防止の観点からも普段使いの端末は人前では使わず、これくらい安価なものを持って行くほうがいい気がします。

普段使っている携帯が海外で使えるという方も、モベルのワールド携帯の使用を是非検討してみてはいかがでしょうか。