劇団安for○さんのミュージカル公演「グスコーブドリの伝記」を観てきました

2016年8月24日

2月13日に、劇団安for○さんのミュージカル公演を観に行ってきました。きっかけは、知人が出演するということで誘われたからです。場所は西東京市民会館。

劇団の名前なのですが、「安for○」と書いて「あんふぉーまる」と読むとのこと。なるほどこれは初見ではまず読めないですが、一度読み方を聞いたら覚えてしまいますね。

アンフォーマルということは、un+formalで「型にはまらない」といった意味が込められているのでしょうか。ただ、調べてみたらformalの否定形はunformalではなくinformalが一般的なようなので、別の意味かもしれません。

宮沢賢治『グスコーブドリの伝記』をもとにしたオリジナルのミュージカル

宮沢賢治の原作をもとにしたミュージカル作品でした。私は読んだことがなかったので、ミュージカルを観た後原作のあらすじを調べてみると、ストーリーはほぼ原作に忠実なようですが、この公演オリジナルのキャラを登場させたりと、独自のアレンジもされているようです。

原作は青空文庫で読めるんですね。そこまで長くないみたいなので、今度読んでみます。

あとは、アニメ映画にもなっているみたいです。これも見てみたい。

ミュージカルなので当然歌があるわけですが、その楽曲はシンガーソングライターの龍井一磨さんが提供されているとのこと。

ミュージカルの感想

誘われなければ知ることもなかったかもしれない公演でしたが、素直に見に行ってよかったなと思いました。昨年ブロードウェイを観に行ったのですが、その時感じたものとはまた違った素晴らしさがあったような気がします。

曲を提供してもらっているというのも関係しているのでしょうが、中盤以降はあまり歌がなく、台詞中心で話が進んで行ったのは少し物足りなかったかもしれません。ですがそう感じたのも、やはり歌がよかったからではないかと。

やはり一番インパクトがあったのは、序盤の「はなとりかぜつき」でしょうか。合唱(斉唱だったかな?)曲なのですが、全員の声がピタリと一つに揃っていて圧倒されました。振り付きの曲ですから、なおさら簡単なことではないと思います。

今回は旗揚げ公演で、なかにはスタッフ含めて演劇未経験のメンバーもいたとのこと。そこからこれほどのミュージカルを上演するまでに至るまで、どれほどの努力があったのでしょうか。

笑いもありましたし、感動もありました。次回公演は予定されているのでしょうか?もし次回公演があるなら、是非ともまた足を運びたいですね。

そういえば私を誘ってくれた子は役者で、ソロの歌もあったのですが、演技も歌もこれだけ上手いとは知らなかったので、正直驚きました(笑)

私も自身の作曲活動、頑張ろうという気になりましたね。