ロシア語を学ぶ|ロシア語能力検定を受験

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この記事を書いている現在、私はロシア語能力検定の3級を持っています。

この試験はロシア語能力検定委員会が主催しているもので、ロシア語を学習するする上での目標の一つとして、ロシア語能力検定に合格することを目指してみるのも面白いでしょう。

ロシア語能力検定とはどのようなものか、合格するためにはどのように勉強していくか、この記事でお伝えしたいと思います。

試験の概要

1級〜4級の4つの級があります。それぞれの試験の内容は公式ページを参照。2級からは口頭作文があるので、難易度はかなり上がると思います。2級の過去問を見た限りでは、3級から2級への難易度の上がり方が半端じゃないと感じました。

逆に3級まででしたら、1年ほど集中して勉強すれば合格できるレベルです。私はロシア語の学習を始めてから1年半ほどで3級に合格しました。

試験は5,10月の2回実施されますが、5月は3,4級のみの実施となっています。

試験は文法・和訳・聴取などがあり、各セクションに6割の足切り点が設定されています。ちなみに私は露文和訳・和文露訳・朗読が足切り点ギリギリでした…

試験を受けるメリット

正直言うと、英検やTOEICのようなメジャーな試験に比べて、資格を取得すること自体にメリットはあまりないでしょう。ロシアと取引のある会社だったり、ロシア赴任があり得る企業であれば役にたつかもしれませんが。

何より重要なのは、試験を受けるということで勉強に対するモチベーションを維持できるということだと思います。

現実的な話では、検定料が勿体無いないので不合格にならないよう勉強しようという気になります。笑

単語・文法・和訳・露訳に加え、朗読も練習する必要がありますので、ロシア語の力が総合的に身につきます。

では、具体的にどのような勉強をしていけば良いでしょうか。

まずは過去問を取り寄せよう

文法書や単語集については過去のエントリーでオススメのも
のを紹介していますので、そちらをご参照ください。

ロシア語を学ぶ|オススメの文法書
ロシア語を学ぶ|オススメの単語集

過去問題は公式サイトから取り寄せることが可能です。1部550円で、聴取問題と朗読のお手本が収録されたCDが付いています。

私は2〜4級の問題を1部ずつ取り寄せ、問題を解いてみたうえで3級を受けることにしました。

過去問と私が受けた時の試験問題を見比べると、一定の出題パターンが存在することがわかります。なので、過去問をやるのとやらないのでは雲泥の差になるでしょう。

ロシア語能力検定試験の参考書

英検などメジャーな試験に比べると圧倒的に数は少ないのですが、参考書は存在します。

こちらを購入しました。実際の出題形式と同じ問題集と、解説があり重宝します。難点はCDが別売りということでしょうか。ただ、過去問を取り寄せていれば、こちらはC
Dなしでも大丈夫かと。

巻末に頻出単語一覧も掲載されているので、どの単語を覚えればいいか的を絞ることができます。

検定試験向けの単語集もあります。一応こちらも購入したのですが、ほとんど使いませんでした。何かしらの単語集を持っているのであれば、特に買う必要はないかもしれ
ません。

どちらも一般書店での入手は難しいので、Amazonでの購入が便利です。

日々の勉強に加え、過去問・上記の参考書での勉強を行えば、3級までの合格はそこまで難しくないと思います。

2級の参考書については、探してみた限りでは残念ながら存在しないようです。なので、2級の過去問を3年分ほど解いた上で、出題傾向を読み取り、対策をしていこうかと思っています。

過去問を解いてわかったことなどは、ブログの記事でシェアしていく予定です。

私も2017年には2級に合格できるよう、ロシア語学習を続けています。その先は1級の取得、そしてロシア語の通訳案内士の資格にも挑戦していきたいですね。