テロの脅威を語り継ぐ「9/11 メモリアル＆ミュージアム」｜ニューヨーク
9.11テロの被害をもの語る記念博物館
昨年ニューヨークに行ったとき、「9/11 メモリアル＆ミュージアム」を観てきました。
その展示の性質上、他の観光地とは違って、楽しかったり感動があったりする場所ではありませんが、行っておいて良かったと思っています。
入場料は私が行った時点では24USDでした。ニューヨークのシティパスを買っておいたので、実際にはもう少し安かった訳ですが。
テロが起きたときはまだ11歳だったので、当時見たであろうニュースの記憶もあいまいですし、どれくらいの被害をもたらしたかということも良く理解していなかったと思います。
WTCの跡地は巨大プールのモニュメントに
このように、テロによって倒壊したツインタワーの跡地は、巨大なプールのモニュメントとなっています。
縁に刻まれているのは犠牲者の名前だということです。
被害の凄惨さを物語る展示
館内の展示は、テロによって破壊されたビルの一部などが中心。
このようにひしゃげた柱など、そのままの形で残されています。
こちらは階段だったものでしょうか？
あとは、写真や映像の展示もあったのですが、そちらは撮影禁止でした。テロの容疑者が搭乗検査を抜けていくシーンを捉えた、カメラの映像などは興味深いものがありましたね。
テロの脅威を知ったとして我々にできることは多くないですし、むやみに軍備を増強して対抗すべきだとも思いません。
しかし、世界には目的を達成するためであれば、これだけの犠牲を出し、また自らが死ぬことすら厭わない者が存在する、ということは理解しておかなければならないでしょう。
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