ロシア旅行記|ウラジオストク・ハバロフスク編(5)シベリア鉄道初乗車
アムール湾を眺めながらアイスクリーム
北朝鮮レストラン「ピョンヤン」で昼食を終えた後はバスで駅前広場へ。昨日も行った場所
なのですが、水族館近くのアムール湾を見に行ってみたいと思います。昨日はあいにくの天
気でしたが、この日は快晴。きっと良い眺めが見られるでしょう。
通称「噴水通り」と呼ばれるアドミラーラ・フォーキナー通りを通って向かいます。お洒落
な雰囲気の通りです。ベンチで一休みしてもいいでしょう。
期待していた通り、この日のアムール湾の眺めは素晴らしいものでした。アイスクリームなど
の屋台がならんでおり、多くの人で賑わっています。
下の写真右奥に観覧車が見えますように、大規模ではないものの、ちょっとした遊園地があ
るようです。ちなみに私の友人はこの遊園地でエホバの証人の勧誘を受けたとのこと笑
不思議なのはどのアイスクリーム屋台も同じラインナップを売っているということ。多分自
営というよりは、雇われて屋台を出しているのでしょうが、それでも謎です。
この旅行ではぜひアイスを食べたいと思っていたので、一つ食べてみました。値段はちょっ
と高めだったかと思います。それでも、この天気の中で食べるアイスは良いですね。
アルセーニエフ記念沿海州総合博物館
アイスクリームを堪能した後は、アルセーニエフ記念沿海州総合博物館を見学。場所は中央
広場近くです。ここを含めて、ウラジオストク・ハバロフスクの博物館などの入場料は安め
なのが助かりますね。
1階には剥製など、沿海地方の自然資料が展示されています。写真撮影OKでした。
2階には歴史資料などの展示があります。全部見るのにかかる時間は、1時間と少しといった
ところでしょうか。
いよいよ次の都市ハバロフスクへ
21:15分の長距離列車で次の都市ハバロフスクへ向かいます。乗車するオケアン号はウラジ
オストク・ハバロフスク間のみの運行ですが、これもシベリア鉄道です。
時間は結構ありますので、まずは少し早いですが夕食へ。駅前のセルフ式カフェテリア「リ
パブリック」で食べました。もうセルフ式の注文もかなり慣れたものです。
すぐそばにスーパーマーケットがあったので、列車内で飲むためのビールとお菓子を買って
おきました。ロシアのスーパーでは、基本的に手荷物はロッカーに預けてから買い物をしま
す。
駅の荷物預け所で荷物をピックアップしたあとは、待合室で休憩しつつ時間をつぶしました。
トイレはモスクワなどと同じく、やはり有料。それでいて汚いので、有料なら少しは綺麗に
しておいて欲しいと思いますが…
列車のチケットは事前にネットで購入。日程が決まっている旅行でしたら事前購入が安心で
しょう。ロシアの長距離列車のチケットをネットで購入する方法は以下の記事をご参考に。
自分の座席がある車両まで移動したら、車掌にeチケットとパスポートを見せます。パスポ
ートだけで大丈夫なケースもあります。
2等寝台のベッドはこのような感じです。
上段ベッドの寝心地はそこまで悪くありませんが、少し暑かったですね。ウラジオストク駅
出発時点では個室に私一人だけだったので、もしかしたら個室独占か?と期待もしたのです
が、次の駅で同室の方が乗車してきました。
ちょうど眠っている間にハバロフスクまで着いているような感じなので、移動手段としては
かなり効率が良いと思います。また、ハバロフスクが終点なので乗り過ごす心配がなく安心
です。
次回からはハバロフスク編が始まります。