ロシア旅行記|ウラジオストク・ハバロフスク編(10)再びのシベリア鉄道
食事は美味しいレストランだったが…
エヌ・カー・シティからバスで駅前まで戻ってきました。それほど距離はないので5分程度
の乗車時間です。14時を回っていたので遅めの昼食に。入ったのはレストラン「レジェンド
」です。アムールスキー並木通り沿いにあり、ハバロフスク駅からは徒歩圏内。
地球の歩き方には「リーズナブルな値段がうれしい」と書いてったのですが、どちらかと言う
と雰囲気は高めのレストランといった感じ。値段も安いわけではないです。メニューには日本
料理・韓国料理もありました。
さて、食事の味は申し分なかったのですが…料理が運ばれてくるまでには30分以上の時間を要
しました(笑)ただ、ほぼやることがなく後は時間をどう潰すかという所だったので、この状
況においてはかえってよかったかもしれません。ずっとiPadで漫画を読みながら時間をつぶし
ていました。
なぜこれほどの時間がかかってしまったのかは不明ですが、忘れていたとかではなく、普通に
時間がかかってしまったという印象。ランチタイムは過ぎていたので、それが関係あるかもし
れません。とはいえ、海外のレストランではこういったことは珍しくはないことです。
念願のクワス屋台を発見
駅前に戻ると、クワスの屋台を発見しました。今回の旅行ではぜひ飲んでみたいと思っていた
のですが、ウラジオストクでは発見できなかったのでも時期が悪かったかと諦めていたのです
が、幸運にもハバロフスクで発見。当然、買いました。
屋台売りのクワスを飲んだのは初めてだったのですが、少し甘さは控えめな印象。反面、レス
トランで飲んだクワスは少し甘めだった気がします。
スーパーへ買い出しに
列車の発車は19時過ぎだったので、スーパーで食料を買っておき車内で食べることにしました。
駅の目のという便利な場所にスーパーがありましたので、そこで購入。買ったのはカップ麺・
スナック菓子・ウォッカ。ウォッカは結局現地では飲まずに、お土産となりました。
カップ麺を食べるための箸ないしはフォークを持っていなかったのでここで買おうと思ったの
ですが、見当たらず。少し困ったのですが、カップ麺コーナーを見ているとカップ麺の横に無
造作に割り箸が置かれています。必要な人はこれを取れということなのでしょう。
買い出しの後は駅舎に入り、待合室で時間をつぶしました。
初めての開放寝台乗車
今までは4人1室の2等寝台しか乗ったことがなかったのですが、今回は初めて開放寝台に乗っ
てみました。乗車券は例によってネット購入なので、eチケットとパスポートを車掌に見せて
乗車。ネットで長距離列車の乗車券を購入する方法はこちら↓の記事を参照。
取っておいたのは下段のベッドだったのですが、数人組のおばさん達の一人から場所交換を頼
まれたので、交換に応じることに。上段のベッドで寝ることになりました。
上段のベッドなのですが、上に荷物置きのようなスペースがある関係でベッド上はしゃがむこ
とができないほど狭いです。開放寝台に乗る場合は、下段のベッドをお勧めします。
カップ麺を食べられるような状況ではなかったので、残っていたパンとスナック菓子を食べま
した。カップ麺は諦めかけたのですが、下段のテーブルを借りられそうだったので、そちらを
借りてなんとか食べることができました。お湯は連結部付近のサモワール(湯沸かし器)から
汲むことができます。
あとは到着するまで寝るだけですが、やはり上段ベッドの寝心地は微妙。寝られないわけでは
ありませんが、あまり良くは眠れませんでした。
再びウラジオストクに戻り、残す日程もあと2日のみです。
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