8月8日より、ウラジオストクから入国する際はロシアのビザが無料に

2019年12月31日

あまりニュース紹介系の記事は書くつもりがなかったのですが、これは重要な話題だと思いましたので、ブログでも紹介しようと思います。

ウラジオストク限定だが、ロシアの電子ビザが無料で取得可能に

以前より、ウラジオストクから入国する際のビザが緩和されるという話は、こちらのニュースでも報じられているように言われていました。

記事中には新制度は8月1日とありましたが、それに少し遅れること8月8日、その新制度がスタートするようです。

嬉しいことに申請処理は全てWeb上で完結するので、ロシア大使館へ出向く必要もないようです。加えて申請は無料

また、ロシアビザ申請のハードルの一つである、バウチャーや旅行確認書もまったく必要ありません。

記事によれば、

  1. ロシア外務省の専用サイトにアクセス
  2. 必要事項を記入
  3. 写真(JPEG形式)をアップロード
  4. 電子ビザのPDFを印刷

(出典:https://jp.rbth.com/travel/2017/08/04/816554)

という流れになるようです。

一応いくつか制限はあるようで、

  1. 渡航目的は”観光・ビジネス・スポーツ・文化・学術交流”
  2. ビザは30日間有効で、その中で最長8日間沿海地方に滞在可能
  3. 入国地点はウラジオストク港かウラジオストク市のクネヴィチ空港

(出典:https://jp.rbth.com/travel/2017/08/04/816554)

となっています。

ちなみに沿海地方というのがどこを指すのかということなのですが、Wikipediaの沿海地方のページを見てみると、基本的に観光地はウラジオストクくらいしかなさそうです。

ハバロフスクなどはまた別の地方に区分されるので、この電子ビザを取得して、夜行列車でウラジオストクからハバロフスクに移動ということはできないみたいですね。

先ほどの日経の記事によれば、”極東のサハリン州、ハバロフスク地方などでも今後、同様の制度を導入する計画”ということなので、早期の導入が望まれますね。

私は11日からサハリンとウラジオストクに行ってくる予定ですが、もしこの制度がサハリンにも適用されれば、大使館にビザの申請に行く必要がないということですから。

ぜひこの制度を利用して、ウラジオストクへの旅行を検討されてはいかがでしょうか。ウラジオストクの旅行記を書いていますので、ぜひ参考にして見てください。

ロシア観光ビザ申請の方法はこちら

現状ではロシアの沿海州地方以外の場所に行くには、通常の観光ビザが必要です。別記事で詳しく書いていますので、ぜひご覧ください。

ウラジオストクの旅行情報は、『地球の歩き方 シベリア編』に載っています。