中央アジア旅行記(5)|キルギス編④国立歴史博物館
国立歴史博物館へ
ツム百貨店を出てチュイ大通りを西に進むと、国立歴史博物館があります。徒歩圏内ですが、安いのでバスに乗ってもいいでしょう。
博物館前の広場には、マナス王像がそびえ立ちます。
地図によればマナス王像は全く別の場所にあるようなのですが、こちらにもありました。移転したのか、もう一つ作られたのかは不明です。
ちなみにマナスとはキルギスに伝わる叙事詩のことで、その主人公となる勇士の名がマナスであるそうです。
博物館は入場料がかかりますが、なぜか学生料金で入場できました。学生ではないことは伝えたのですが、どういうわけかサービスしてくれたようです。
写真撮影は有料だったので、内部の写真は撮っていません、ご了承願います。
展示ですが、2階がソ連の一部であった社会主義時代のもの、3階は遊牧民族に関する展示でした。キルギスは今でも都市部から離れれば遊牧民が暮らしています。
今回の旅行では残念ながら時間がなく、ビシュケクにしか滞在できませんでしたが、いずれは遊牧民の生活を実際に見てみたいですね。
博物館の地下にはトイレがあります。街中ではトイレを全くと言っていいほど見かけませんでしたので、立ち寄った際は利用しておくことをオススメします。1階には小規模でしたが、お土産を売っている売店がありました。
博物館裏の広場にはレーニン像が立っています。
中央アジアで初の夕食
博物館を出たあたりで午後6時ほどだったので、夕食にすることに。地球の歩き方に乗っていたレストランリストの「ジャララバード」というレストランが近かったので、そちらへ向かいます。
なかなか雰囲気のいい店で、英語メニューがありました。英語対応ができるという感じではありませんでしたが。
初日は到着祝いにビールでも…と思ったのですが、アルコールは扱っていなかった様子。
メニューは全体的にリーズナブルなものが多かったです。私はシャシリクを、友人はラグマンを注文。シャシリクはロシア料理でもおなじみの、肉の串焼きです。ラグマンは中央アジアで広く食べられている麺料理なのですが、国によって食べ方が微妙に異なります。
キルギスのラグマンはこちらのサイトに載っている写真のような感じでしたが、ウズベキスタンのラグマンはスープがあり、うどんのような印象に。
味も満足です。中央アジアでの食事は失敗したと感じたことはありませんでしたね。
スーパーに立ち寄りつつホテルへ
帰りはタクシーを利用して帰ることにしました。ちょうど近くで停車しているタクシーを発見したので、声をかけて乗り込みます。
レストランではお酒を飲めなかったので、スーパーで買い込んでホテルで飲もうという算段でした。ドラーバーに、スーパーに立ち寄ってからホテルに行って欲しいと、なんとかロシア語で伝えられました。しかし、なんとそのドライバーは英語が話せたみたいです笑
イスラム教徒が多い国ですが、スーパーでは普通にお酒が売っていました。ビールなどを買い、ホテルへ戻ります。
こんな感じでキルギスでの1日目が終了。キルギスだけで4記事書いていますが、まだ1日目のことです。多分、中央アジアの旅行を全部書いたら、50記事は超えるんじゃないかという気がしてきました。
翌日は、カザフスタン行きの夜行列車に乗ります。