中央アジア旅行記(6)|キルギス編⑤夜行列車でカザフスタンへ

2カ国目「カザフスタン」へ移動

中央アジア旅行2日目。一旦キルギスを後にして、次の国カザフスタンへ移動します。他の3カ国を回ったら再度キルギスへ戻る予定。

朝食はホテルでとりました。10ドルかかりますが、ビュッフェ形式でそこそこ充実した朝食です。コーヒー・紅茶も飲めました。

特にこの日は観光の予定がなかったため、ゆっくりしてから出発します。前日列車の切符を買った時に言われたことの理解が間違っていなければ、2時間遅れの15時に列車が出発するはずですが、一応切符に印字されている13時にも間に合うように駅に行くつもりでした。

駅まではタクシーで移動。前日利用したタクシーのドライバーからタクシー会社のカードをもらっていたので、フロントでその会社のタクシーを呼んでもらいます。

程なくしてタクシーが到着。今回の旅行ではタクシーを何度も利用しましたが、メーター付きのタクシーは一度も見ませんでした。

ВогзалとАвтвогзал

ドラーバーに行き先を告げて駅まで向かうのですが、ここでちょっとした問題が。どうも駅に向かっているように思えないのです。

確認した結果、なんとバスターミナルに向かっているとのこと。なぜこうなってしまったかというと、長距離列車が発着する駅は「вогзал」(ヴァグザール)であるということはもちろん知っていたわけですが、どうやらバスターミナルのこともвогзалと言うらしいです。正確にはавтвогзал(アフトヴァグザール)。

駅に向かうも、13時には間に合いません。発車時刻が15時であることを祈るのみです。ちなみにタクシーの料金は400ソムでした。

駅に到着したら、すぐさま駅員に切符を見せて発車時刻を確認。どうやら、15時発車で正解だったようで一安心です。

今回のような事態を防ぐために、タクシードライバーにロシア語で駅に行きたいという時は、вогзалの前に列車を意味する「поесд」(ポーィエスト)をつけておくと良いでしょう。

昼食と買い出しへ

予定よりは到着が遅れたものの、15時の出発まではまだ時間があったので、一旦昼食をとりに駅の外に出ました。歩いてすぐのところに食堂があります。荷物は預かり所を利用。

スープを頼んだのですが、なんのスープだったかは忘れてしまいました。値段は全体的にリーズナブルだったと思います。他に全く客がいなかったのが気になりましたが(笑)

あと、どうでもいい話なのですが、レストランの関係者っぽい人たちが別のテーブルで、なにやら揉めながら話し込んでいたので、それが気になって料理の味は忘れてしまいましたね笑

昼食後は、食料やお酒の買い出しへ。近くに小さな商店があり、酒類が豊富だったのでそこで買いました。ビールを数種類と、ウォッカなど。やはり物価が安いです。食堂車があることは確認してあったので、食料はおつまみと軽食程度しか買っていません。

買い出しを終えて戻ると、ちょうどいい時間になっていました。駅の中にも売店があるので、そこで飲み物や軽食など買うことができます。

次回は列車内での出来事などを書いていく予定です。実に半日以上の乗車なので、いろいろと面白いことがありました。