私が”ロシア語能力検定3級”に合格するまでの道のり(1)

私は2012年にロシア語を学習し始め、2014年にロシア語能力検定3級に合格しました。そして、今もロシア語を学び続けています。

ロシア語の学習についての情報は、やはり英語と比べると圧倒的に少なく、特にロシア語能力検定の対策本は私の知る限りだと3,4級で1冊、1,2級については1冊も出ていなかったように思えます。

このブログを始めたのは、あまり豊富とは言えないロシア語の学習についての情報を、シェアできたらという思いからでもあります。

まずは、私が3級に合格するまでにどういった勉強をしていたのか、私のロシア語遍歴的な記事になりますが、お話ししたいと思います。

なお、この記事では具体的な文法事項には触れないつもりです。3級合格のためにおさえておくべき文法事項・ポイントなどは、また別の記事で。

ゆくゆくは2級や1級、あるいは通訳案内士のような資格にも挑戦して、その情報をシェアしていけたら良いなとも思ってます。

はじめは「テレビでロシア語」から

そもそもなぜ私はロシア語を勉強することになったのか。きっかけは2012年のはじめ、大学4年になる少し前のことでした。

友人から夏休みはサハリンツーリングに行かないか?と誘われたのが全ての始まりです。結果的にサハリンツーリングは企画倒れとなってしまったのですが、サハリンに行くならロシア語が少しわかった方が良いだろう、と考えたのがロシア語を勉強し始めたきっかけ。

NHKの語学講座は4月と9月に新シーズンになります。ちょうど4月からテレビでロシア語を観てみようと思い、テキストを購入。

現在は2013年4月から放送された「サンクトペテルブルク・魅惑の旅」編が半年ごとに再放送されていますが、2012年4月の段階では「シベリア4都市紀行」編が放送されていました。

ちなみに4都市とは、ウラジオストク・ハバロフスク・イルクーツク・ヤクーツクのこと。このうちウラジオストクとハバロフスクには行きましたので、残りの2都市にもぜひ行ってみたいですね。

この時の勉強方法は、テキストを見ながら放送を観て、その後でテキストの内容をノートに書き写して復習、という感じでした。

不真面目ながら、大学の講義中もロシア語のテキストを開いて勉強していたりもしましたね笑

テレビでロシア語についても記事を書いていますので、ぜひ読んでみてください。

「関連記事:ロシア語を学ぶ|NHK「テレビでロシア語」を観よう

文法書「ゼロから始めるロシア語」を購入

ある程度テレビでロシア語の勉強を進めたところで、文法書を1冊購入しました。

買ったのは「ゼロから始めるロシア語」です。この本のレビューは別の記事で詳しく書いていますので、そちらも読んでみてください。

「関連記事:ロシア語を学ぼう|オススメの文法書

活用法としては、同様に内容をノートに写して覚えるというオーソドックスなやり方でした。

単語集「使える・話せる・ロシア語単語」を購入

文法書の学習を進めていたところで、単語集も1冊あったらいいなと思いこちらを購入。

単語がジャンルごとに分かれているのが便利で、旅行目的でロシア語を覚えるという場合は便利な単語集でしょう。私もロシアに行った時はこちらを持って行き、知りたい単語を調べたりしていました。

ただCDがついていないので、これから学習を始めるということでしたら、わざわざこちらを選ぶ必要もないかもしれません。

単語集のレビューは、こちらの記事をご覧ください。

「関連記事:ロシア語を学ぶ|オススメの単語集

単語集を買いはしたものの、当時の私は毎日○単語覚えるといった風に、コツコツと単語を覚えていたわけではありません。(そのせいか今は若干語彙力不足な気がしないこともない…)

テレビでロシア語や文法書の学習を進めていく中で、出て来た単語をその都度覚えていくといった感じでした。

ロシア語の単語なのですが、どういうわけか覚えようと意識しなくてもいつの間にか覚えている、と言ったことが良くあります。

推察ですが、ロシア語の単語は綴りと発音がほぼ一致するからではないかと思っています。英語とは違い、ロシア語は一部の不規則を除き、単語は綴りどおりに発音されることがほとんどです。

で、結局8月ごろに予定していたサハリンツーリングは断念したので、その後はマイペースに勉強。卒論をを書いたり、本業の音楽の方に力を入れたりしていたので。

思っていたより長くなりそうなので、一旦ここで切りたいと思います。多分全部で3パートくらいになるでしょうか?