ロシア旅行記|サハリン・ウラジオストク編(8)サハリンを出発してウラジオストクへ

2019年12月31日

デパートの土産物店へ

バストラブルに見舞われながらも、コルサコフからユジノサハリンスクに戻ってきました。とはいえ、もうすでにユジノサハリンスクでやることはほぼありません。展望台には結局行っていませんが、あいにくの天気なのであまり行く意味もなかったでしょう。翌日午前中にはユジノサハリンスクを離れることになるので、お土産を探しにデパートへ向かいました。

デパート”サハリン”の看板
その名も”サハリン”。看板を見てで土産物店があることは事前に確認済みでした。

デパート”サハリン”の入り口

入り口はこんな感じ。ロシアや旧ソ連の国によくあるような昔ながらのデパートです。

土産物店は1階と2階に1軒ずつありました。2階の方には時計がセール価格で売っていたので買ってみようかとも思ったのですが、日本で電池交換ができるかどうかよくわからなかったので、見送りました。友人はパスポートカバーを買っていました。

まだ夕食どきには早かったので、一旦ホテルに戻って休憩することに。

ホテルに戻ってみると…

ホテルに戻った時、フロントで声をかけられました。どうやら用意できなかった朝食を今なら持って行くことができるから、夕食にどうだろうかということらしいです。

なぜ今なら用意できるのか…謎です。サハリン最後の夜だったので、どこかレストランで夕食を取りたかった所ですが、なんだか断るのも悪い気がしたので持ってきてもらうことに。

持ってきてもらった朝食は、この日はオムレツでした。味はまあまあだったと思います。

ホテルのビリヤード場へ

食事をして少し休んだあとは、ホテルの中にあるビリヤード場へ行ってみることにしました。バーも併設されているようです。

中に入ってみると何か尋ねられましたが、どうやらビリヤードの球はスタンダードなタイプとロシアンスタイルのもの、どちらを使うかということを聞かれたようです。

ロシアンスタイルのルールなどはわからなかったので、スタンダードなものを選択。

コマドールホテルのビリヤード場

ただ、いざプレイを始めてみると番号が抜けているものがあったり、ダブっているものがあったりと微妙な状況に…。

ロシアンスタイルのビリヤード球

ちなみにロシアンスタイルのビリヤード球はこんな感じでした。どうやらスタンダードタイプとの違いは。単に色がついていないだけのようです。これならこっちで遊んでみてもよかったかもしれませんね。

せっかくなので、アルコールも注文。ウォッカを使ったカクテルでなにかオススメをとお願いしたところ、ウォッカをコーラで割ったカクテルを持ってきてくれました。

だいたい1時間と少し遊んだくらいで、二人で1000ルーブルでした。アルコールの値段も込みなので、けっこう安いんじゃないかと思います。

これでサハリンでの最後の夜は終了。翌日は昼頃に飛行機に乗るので、午前中には空港に向けて出発します。

最後の1日は晴れ模様

3泊4日のサハリン滞在も、これで最終日。昼頃のフライトでウラジオストクに向けて出発します。この日の朝食は無事時間通りに持ってきてくれました。

 

特にお願いしてはいなかったのですが、気を利かせてまだ食べていないもう1種類を持ってきてくれたのは嬉しかったですね。一見ピザのように見えますが、キッシュのような感じでした。

出発までは若干時間があり、どうやら天気が良いようなので少し街を散歩してみることに。

晴れたユジノサハリンスク

これまでずっと雨続きでしたが、ここにきてようやく晴れ模様です。少し歩いたところにあるスーパーまで足を伸ばしました。

 

 

日本産の飲料類もけっこう置いてありましたね。日本で買うよりかなり割高でしたが…。

ここでは食料品類のお土産をいくつか購入。今回の旅行で買ったお土産の紹介は、最後にまとめて行いたいと思います。

タクシーで空港へ移動

ホテルに戻ったら荷物をまとめたのち、チェックアウト。フロントでタクシーを呼んでもらいました。

10分程度でタクシーが到着。ホテルから空港までは500ルーブルでした。空港⇄ユジノサハリンスク市内の標準的なタクシー相場はこれくらいと考えて良さそうですね。

空港に到着。来たときは暗かったので、改めてあたりを見回してみるとバスの発着場所がわかりました。

 

空港の建物を出て左側に進んだあたりです。確かにインフォメーションで聞いた話は間違っていませんでした。もっとも到着時は、あの辺りにバスは来ていませんでしたが。

チェックインは滞りなく終了。普通の空港であればチェックインを終えたらセキュリティチェックを受けてボーディングエリアへ進みますが、ユジノサハリンスクの空港では出発時刻近くにならないとセキュリティチェックを受けることができません。

国内線と国際線の搭乗口も特に区別されていないような感じでした。とりあえず売店が2軒あったので、見て回ることにしました。

片方が土産物類をメインに扱う店で、もう片方が食料品系の店です。食料品系の店にもTシャツやトートバッグなど、お土産もいくつか置いてありました。

ユジノサハリンスク空港の売店にて…

売店にはなぜかこんなものが…別に日本製品が売っていることに不思議はないのですが、なぜ空港の売店でこのチョイスなのか…笑。

売店の規模はかなり小さめでほとんど時間はつぶれなかったので、カフェに入ることにしました。

ユジノサハリンスク空港のカフェ

内装はかなり洒落た感じで、かなり新しそうな印象です。注文はカウンターで行います。ここではスープの”オクローシカ”と紅茶を注文。最初はオクローシカは無いと言われたのですが、厨房で確認してきたらあるとのことでした(笑)。

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オクローシカといえばクワスを使って作られるスープ。以前ウラジオストクで食べて以来ですが、相変わらず強烈な味がクセになります。

珍しい”プロペラ機”での移動

カフェを出てトイレを済ませたら、ほどなくしてセキュリティチェックエリアへの扉が解放されました。ちなみにトイレは地下にあります。

国内線なので、それほど厳重なパスポートコントロールはなく、何事もなく通過。通過した先の待合室には、小さいですがカフェが1軒ありました。

これからウラジオストクに向けて出発するわけですが、驚いたのはその機体。

オーロラ航空の機体

初めて見たのですが、プロペラ機です。航空会社はアエロフロート傘下のオーロラ航空。機体もかなり小さいです。

そして運の悪いことに、座席がプロペラの真横という位置でした。これがなかなかの騒音で、2時間程度のフライトで心底よかったと思いましたね…。離陸したら多少は音が止むのかと思ったのですが、そんなこともありませんでした。

 

機内サービスは、ドリンクとサンドイッチ。

これにてロシア旅行記のサハリン編は終了となりますが、今回の旅行では引き続きウラジオストクにも行きましたので、その様子もお届けしたいと思います。

以前にもウラジオストク旅行記を書きましたが、その時とはまた違った情報をお伝えできると思いますので、ぜひ引き続きお読み頂ければ幸いです。

<前回:ロシア旅行記|サハリン・ウラジオストク編(7)コルサコフで海産物と地ビールを堪能
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