ロシア旅行記|ウラジオストク・ハバロフスク編(9)ロシアで映画観賞

レストラン「ヴァルヴァルカ」で夕食

郷土博物館をみて回った後はまだ夕食には少し早かったので、映画でも見ようかと思い映画
館へ行ってみました。ハバロフスクには映画館が何件かあり、そのうちの1つ「ギガント」
へ。ムラヴィヨフ・アムールスキー通り沿いにあります。

上映スケジュールをチェックしてみたのですが、どの映画も少し待たないと見られないよう
だったので、映画は翌日に回して適当に歩いて時間をつぶしました。

6時頃にレストラン「ヴァルヴァルカ」に入って夕食にしました。外にも席があったのでそこ
に座ります。飲み物にはモールスを注文。ヴァレーニエと呼ばれるロシアのジャムを水で割
ったジュースです。初めて飲みましたが、なかなか美味しい。

値段は割とリーズナブルだったと思います。前日のアゼルバイジャン料理の半分くらいしか
使いませんでした。

2日目はこの夕食で終了です。まだ7時くらいですが、結構歩き回って疲れたのでホステルに
戻って休みました。

ハバロフスク最終日

ハバロフスクの日程は2泊3日なので、この日が最終日です。夜7時の夜行列車でウラジオス
トクに戻ります。時間はかなりあったのですが、もうこの段階で街の見所はほとんど回って
しまっていたので、朝はゆっくりとチェックアウトしました。

まずはバックパックを預けるためにトラムに乗って駅まで。少し手前で降りてしまったので、
並木通りを駅まで歩いてみます。ちょうど降りた所は市場になっていました。

アムールスキー並木通り1

ちょっとした公園のようになっており、なかなか雰囲気の良い並木通りです。

アムールスキー並木通り2

ショッピングセンター「エヌ・カー・シティ」で映画観賞

とりあえず前日見損ねた映画を観に行きます。駅の近くにも映画館があるのでそこで観ても
良かったのですが、ショッピングセンターのエヌ・カー・シティの中にも映画館が入ってお
り、そこも回っておきたかったのでそちらを選択。

駅からは徒歩圏内ではありますが、10分少々歩くのでバスを利用しても良いかもしれません
。私も駅へ戻る際はバスを利用しました。

駐車場にはかなりの車が止まっており、多くの市民がここで買い物をするのでしょう。1階
のスーパーマーケットもかなりの規模です。食品関係の土産はウラジオストクで買うつもり
だったのでここでは何も買いませんでしたが、お菓子などの土産を買うのに良いと思います。

映画館は最上階に入っています。まずはチケットを購入。日本で映画を見るよりいくらか安
かったです。上映まで小1時間あったのでショッピングセンター内を散策。

土産物屋はあったものの、ごく小規模なものが1店舗あったのみ。他はやはり服やブランド
品などが中心で、そこまで興味をそそるものはありません。

ただ、CD・DVDショップがあったのは嬉しかったですね。結局そこで1時間近くの時間を
潰すことになりました。ロシア以外の洋楽のCDなども日本で買うより安く買えるので、そ
れ目当てで訪れてみても良いかもしれません。

そこではCD1枚とDVD2枚を購入。DVDはロシア映画を見たいと思って購入したのですが、
うち一枚は残念ながら海外映画の吹き替え版。しかもその吹き替えが、元の音声の上からロ
シア語の音声をかぶせる(しかもなぜか台詞なのに解説調の棒読み)という謎仕様で、そち
らは結局観ませんでした。

もう1枚はЧучелоという映画で、こちらはれっきとしたロシア映画の模様。案の定観
ても話はよくわかりませんでしたが、それなりには楽しめました。いつかは映画の内容がわ
かるくらいにロシア語ができるようになりたいですね。

映画「Волки」を見るもロシア語吹き替え映画

観た映画は「Волки」。волкが狼という意味で、волкиはその複数形ですから
、英語ではWolfsということに。最初はわからなかったのですが、劇中の看板などの表示が
よく見ると完全に英語。これをみて、ああこれはロシア語吹き替え版の映画か、と悟りまし
た。せっかくなのでロシア映画が観たかったのですが、値段は安かったですしロシア語の練
習にはなったので良かったと思います。

映画を見終わった後はバスで駅に戻りました。バスに乗った時には車掌の女性が

「До вокзала」(駅までだよ)

とわざわざ行き先を教えてくれました。私を外国人旅行者と思ったか、それとも普段からそ
うしているのかはわかりませんが、サービスが行き届いていて嬉しいですね。

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