ロシア旅行記|モスクワ・サンクトペテルブルク編(4)サンクトペテルブルク到着

前回の記事まででモスクワ出発まで書きましたので、今回から
サンクトペテルブルク編です。

サンクトペテルブルクの印象

モスクワに比べると、街が綺麗な印象を受けました。
赤い矢号で同室になった方は、モスクワは仕事をするには適しているが、
住みづらいということを言っており、その訳がなんとなくわかった気がします。

サンクトペテルブルク01
サンクトペテルブルク・モスクワ駅前広場 手前の広い歩道は綺麗に舗装されています

 

到着駅は、モスクワ駅です。前回の記事でも述べた通り、ターミナル駅は列車の行き先が
駅名となります。モスクワから来た列車は折り返してモスクワへ戻りますから、駅名は
モスクワ駅になります。

サンクトペテルブルクもメトロが便利!

モスクワでは最も活用した移動手段のメトロですが、ここサンクトペテルブルクでも
市街中心部はメトロが至る所に走っているので、乗らない手はありません。
モスクワ駅にはメトロ駅が隣接していますので、ホテルの最寄りまではメトロで。

モスクワのメトロと異なるのが、切符ではなく「ジェトン」というコインを窓口で
購入し、それを改札に投入して乗車するということ。

ちなみにカード式の回数券もあるようなので、こちらを使うのもいいと思います。
回数券は窓口でなく、専用の券売機で買うようです。

10回の回数券を買おうと思い、窓口で「Десять(ジェーシチ:10)」
と言ったら怪訝な顔をされました。
向こうからしたらジェトンを10枚欲しがっているように見えるわけですから、
それはそうなりますね…(コイン10枚はさすがに管理が大変)

ちなみにメトロは2013年当時の話なので、もしかしたら今はジェトンが廃止に
なっていたりするかもしれません。

ホテルは宮殿広場付近がオススメ

宮殿前広場はエルミタージュ美術館が立っている広場のことです。
その近辺にはホテルが多く、ここを拠点に行動するのが良いですね。
私が宿泊したホテルは、宮殿広場から徒歩5分ほどのMini-hotel na Konyushennoy
ここは看板が出ていたので、地図があればそれほど見つけるのに苦労しないでしょう。

ツインルームだとバス・トイレ別ですが、部屋は綺麗で何より安いです。
1泊1人あたりおよそ2000円くらいだったかと思います。
ただ、朝食などのサービスはありませんので、とりあえず泊まれればいいという
人にオススメの宿。私はスーパーで黒パンとジャムを買って持ち込んでいました。

初日はペテルゴフを観光

と、そのまえにちょっと余談ですが…下の写真のバスはなんのバスだか
わかりますでしょうか?

petersburg02

車体上部の「WC」の文字を見ればお分かりの通り、これはトイレなのです。
実際に利用はしませんでしたが、こういったトイレもあるということを覚えておくと
良いかもしれません。ちなみに中央に「ТУАЛЕТ」という文字がありますが、
これがロシア語でトイレを意味しています。

トゥアリェート」と読みますので、これもロシア旅行をするに当たっては覚えて
おきたいところですね。

ペテルゴフに行く際は、エルミタージュ裏手から出ている高速艇で行くのが、
簡単ですし景色も楽しめますのでオススメです。ただ、同行した友人は船酔い
していましたので、乗り物に弱い方は酔い止めを用意しましょう。

私が行った時は、エルミタージュの脇で黒人男性が高速艇の呼び込みをしていました。
「ペテルゴフ!」と声をかけてきますので、乗り場への行き方を聞きましょう。
英語で説明してくれますので、すぐ分かります。

チケット売り場でも英語が通じます。往復か片道かが選べますが、特別な理由がなければ
往復でいいと思います。復路の時間は、向こうから提示された時間から選ばなければ
いけません。観光スケジュールに合わせて選択すればいいと思います。

ちなみにここで日本人観光客の団体と遭遇…まあ、有名な観光地行きの高速艇なので
こういうこともあるでしょう。

高速艇にもトイレはありますが、数が少なく混みますので先に済ませておくのが吉。

それにしても、停泊してから降りる時はこれでもかというほど揺れます。同船した
日本人観光客団体には高齢者も多く、降りるまで時間がかかります。

降りて少し歩いたところで、ペテルゴフの入場チケットを購入。

ペテルゴフの様子は、次回の記事でお見せしたいと思います。
ちなみに、ここでちょっとしたトラブルに見舞われましたので、その話も少し…

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